今中学2年生は「一次関数」という単元を学習しています。
この単元は高校入試に向けて「天下分け目の関ヶ原」ともいえるほど難しいのです。
次の画像は今日生徒が解いていた問題です。
自分で説明していても「これを生徒が理解するのは大変だよな~・・」って思います。
しかーし!
数学も「この単元」を理解できないようでは、平均より上の高校を目指すのは無理だと言い切って構わないんじゃないかと思います。
反対に「この一次関数の問題を解けるようになったなら」ば、かなり数学ができるようになってきたと言っても過言ではありません。
はっきり言っちゃおうかな!
これができるかどうかで、今後の数学の成績は天国と地獄に分かれます!
なぜならば「入試レベル」でみると、これは「基礎的な問題であって、絶対に解けないといけない問題」だからなのです。
実はこんなの応用でもなんでもなくて基礎問題なのです。
しかーし!
初めて習う生徒にとって、これはかなり難しい問題です。ここであきらめてしまうようでは偏差値が真ん中より上の高校は無理です。
小学生のお子さんをお持ちのお母様へ
もしお母様のお子さんが小学校6年生であるならば、2年後には「こんなに難しい問題」を解けるようにならなければならないことを肝に銘じて欲しいのです。
※くどいけど本当はこれでも基礎問題。
にもかかわらず「分数・小数などの計算もできないまま」中学生になってしまったらと思うとぞっとします。
小学生のうちに勉強しなければならないことは山ほどあります。
例えば先ほどの一次関数の問題ですが、すでに「小学校四年生」で「ともなって変わる量」という単元で学習します。
※参考:ともなって変わる量(ちびむすドリルより)
これを少し難しくしたのを5年生で学習します。さらに6年生になると「比例反比例」となります。
中1ではこれに「負の数の世界」の概念が追加されます。
二十年ほど前に「小学生のうちは遊ばせてあげてください!」と保護者会で力説した小学校教師がいました。
そんなの信じちゃったら取り返しのつかないことになりますよ!
これでも9教科のうちの一科目の一部に過ぎない
私は「この問題だけ」でもかなり中学生は大変だと思います。
しかーし!
これは数学の一次関数の問題の中の「ほんの一部」に過ぎません。生徒達は膨大な量の勉強をしなければ良い点数を取ることはできません。
にもかかわらず試験の3日くらい前から、チョコッと勉強したくらいで終わるはずがありません。
毎日塾に通っても、それでも終わりきる量ではありません。それをしなければ上位の高校には行かれないのです。
だから小学生のうちからしっかりやらないと大変なことになってしまうのです。
それでは今日はこの辺で! また明日♪