人間は「自分より年下」の人間に頭を下げることを本能的に嫌います。
サラリーマンの世界では「年下の上司で、しかも女性が上司」だったりすると、なかなか人間関係を築くのが難しいことがあります。
※もちろん素敵な人間関係を築いている職場もあります。
実際私自身も「年下の人間」が上司だったことがあるのですが、私は別段意識して無くても相手はめちゃくちゃ意識してたということがありました。
だから教師や親が子どもに謝罪するというのは、なかなか難しいことなんです。
私も若かりし頃は、上手に生徒に謝ることができなくて、生徒を傷つけてしまったことが何度もありました。
相手を子どもだと思って馬鹿にしない!
たまに生徒を見下した態度をとる教師がいます。塾にも学校ににもそんな輩がいるのを目の当たりにしてきました。
実際私自身も知らぬ間にそんな気持ちになっていたこともありました。本当に申し訳ないことをしてしまったと反省しているのですが、悔いても悔いきれません。
実は今日私は失敗してしまいました。
※ワタシ失敗することもあるので・・(>o<)
今日も中学2年生は「とても難しい一次関数の問題」を解いていました。
理路整然と教えてあげても、なかなか理解するのが大変な問題なのに、ワタシの方が忙しさにかまけて「大して問題も読まずに」違うことを教えてしまいました。
それでなくても難しい問題。可哀想にこの生徒の目には涙がたまっていました・・・。
だって何回か私に言われたとおりに計算しても答えが合わなかったのですから・・・。
本当に申し訳ないことをしてしまいました。そのせいで生徒に苦しい思いをさせてしまったのですから・・・
誤りに気付いたあと、私は一生懸命謝りました。
「ごめん!」じゃなくて「本当にごめんなさい、先生のせいで苦しい思いをさせちゃって申し訳ございません。」と誠意を込めてお詫びしました。
するとこの生徒の表情に少し笑顔が戻りました。快く許してくれ、その後も一生懸命勉強を続けてくれました。
相手が子どもでも年下でも、こちらが悪いときは誠心誠意詫びるべきです。
しかーし!
「変なプライド」が邪魔して、ちゃんと謝らないオトナが多いのが気になります。
そんなものは邪魔なだけですよね!
生徒の皆さんに対して、これからもちゃんと「ひとりの人間」として接していこうと改めて思いました。
それでは今日はこの辺で! また明日♪
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