塾の先生になってから数多くのお母様方と、いろいろお話しさせていただきました。
中でも一番相談が多かったのは、うちの子は「算数・数学ができないんです」という悩みでした。
これはおそらく「お母様方の中に苦手意識がある」からなのかなと思います。
例えば小学生までなら「国語の漢字練習」くらい、ある程度お母さんが教えてあげられるのだけど、小学校高学年くらいの算数ともなると「お母さんも教えるのに四苦八苦」してしまうことが多いのではないでしょうか。
無理も無いことだと思います。普段やってないことを突然質問されても上手く答えられないのは「当然のこと」だと思います。
私事ですが、今日は「塾のパソコンのネットワーク」を修正していました。
簡単にいうとA・B・C・Dと四台のパソコンがあるとすると、その四台のパソコンからそれぞれお互いのの中身を見ることができるようにするという作業をしていました。
教室のパソコンからメインコンピュータにアクセスして画像などを生徒に見せてあげられるようにするのです。
ところがギッチョンチョン
最近は「ウイルスソフト」も進化していて、そう簡単にお互いのパソコンの中を見るようにはできないようになっています。
私は「パソコン屋さん」ではないので、分からないことがたくさんあります。まして「ネットワークの設定」なんて普段滅多にやりません。
結局いつも「卒業生でパソコンに詳しい人」に教えてもらっちゃうのですが、今日は意地でも自分でやってやろうと。
そして・・
できた! やったね!
誰もいない教室でひとり大声をあげて喜んでしまいました(笑)。
しかーし!
過去に何度か「卒業生先生」に教わっていたので、それを思い出しながらの作業でしたので「自分のチカラ」だけでできたわけではありません。
そもそも私が学生の頃には「パソコン」なんてありませんでしたから。
詳しい人に教わっちゃう方が良いですよね!
私の場合は「ある程度パソコンの基礎知識がある」から、それでなんとかしています。
しかーし!
生まれて初めてパソコンに触るレベルの人が「ネットワークの設定」なんて言ってもちんぷんかんぷんだと思います。
「算数・数学の勉強」なんかも全く同じではないでしょうか?
小学校低学年レベルの計算もできない子に、いきなり「一次関数の問題を解け!」とか言われてもどうにもなりません。
小学生の問題は小学生のうちに解けるようにしておかないと・・
はっきり言って中学校3年間の数学の授業中は「分からない言葉を延々と聞き続ける」という難行苦行になってしまいます。
なかには「あきらめてしまい」勉強するのをやめて「横道に逸れてしまう」なんていうことになってしまった子もいました。
勉強が分からないって、ある意味では拷問に等しいんじゃないかと思います。
そんなことになる前に「なんとかしてあげたい!」というのが私の率直な気持ちです。
それでは今日はこの辺で! また明日♪