- ただなんとなく教科書を眺めているだけの生徒。
- 意味も分からずとにかく問題を解こうとして行き詰まってる生徒。
- 紛らわしい言葉の整理もしないで終わらせてしまう生徒。
生徒達が勉強しているのを黙ってみていると、上記のような生徒がとても多いのです。
しかも!
そこそこ成績が良い生徒でもです。
今日ある中学2年生の生徒に
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] 土一揆と国一揆と一向一揆の違いはなんですか?[/speech_bubble]
と質問したら
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R2″ icon=”boy.jpg” name=”太郎”] え~と・・土一揆はお百姓さんで・・え~と・・・[/speech_bubble]
と行き詰まってしまいました。
また別の生徒には
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] 守護大名と戦国大名ってどう違うのですか?[/speech_bubble]
と質問したら
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R2″ icon=”girl.jpg” name=”花子”] 戦国大名は戦国時代で、守護大名は・・え~と・・・[/speech_bubble]
こちらも行き詰まってしまいました。
太郎君も花子さんもそこそこ成績は良い子なのですが、こうした詰めが甘いのです。
KOSHIN学院では普段から「分からない言葉は調べるんだよ」と指導しているのですが、悲しいかなそこはまだ中学2年生。
どうしてもワーク(やるべき問題)を早く終わらせてしまいたいという気持ちが勝ってしまうようです。
※これもKOSHIN学院は生徒に丸付けをさせない理由の一つです。私の指導が入るのです。
しかーし!
さすがに2人とも成績優秀な子です。すぐに自分でも「しまった!」という表情になり、「調べてきま~す♪」と言って席に戻りました。
しかーし!
いきなりiPadで調べ始めたのは良いのですが、「専門的な説明」ばかりのページを開いてしまい調べるのに四苦八苦していました。
そこで「戦国大名・守護大名・中2歴史」と入力して検索してごらんと教えてあげました。
ここで「中2歴史」とひと言付け加えてあげるのがポイントです。
そうすると中学2年生にも分かるような説明がたくさん出てきます。
逆に分かりやすい説明が多すぎて「どれをみたら良いのか」まごまごしてしまうくらいです。
こんな時は参考書の出番です!
KOSHIN学院には「生徒の皆さんが自由に使って良い参考書や辞書」もたくさん常備してあります。
さきほどの「太郎君や花子さん」にも早速「参考書」を貸してあげて、ここを見てごらんっと指示をしました。
※私は学研のニューコースがよくまとまっていると思っています。
太郎君も花子さんも「自分が質問されたことだけでなく」、太郎君は花子さんの質問を、花子さんは太郎君の質問についても調べて整理していました。
勉強ができる子って、「自分が質問されたことだけでなく、他の生徒が質問されたこと」も気にかけて調べています。
出来ない子は「他の生徒の質問なんか、わたしには関係ない」という感じで自分のことだけやってます。
だから同じ時間勉強しても「頭に入った量」には雲泥の差があるんです。
まあこんなことも「当たり前のこと」じゃんと言われそうですけどね。でもその「当たり前のこと」ができるようになると、間違いな学力もUPしてきます。
「中学校の社会科」って、言葉が難しいのです。難しいだけでなく「紛らわしい言葉」がたくさん出てきます。
例えば「寝殿造り」「校倉造り」「武家造り」「書院造」とか・・・
それぞれ「どんな時代に、なんのために、誰が作ったのか」などを整理しなければなりません。そもそも「寝殿造りってなんだ?」からちゃんと調べないといけませんよね。
※10円玉にある絵が寝殿造りです。
こうした紛らわしい言葉をしっかりと整理することが大切です。尚且つ「その場で頭に叩き込んでしまう!」ことが勝利の鍵となります。
頭に入ってなければ試験はできませんものね!
それでは今日はこの辺で! また明日♪
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】