生徒達に「なんで勉強しなければいけないのだろうか?」という質問をたまに投げかけることがあります。
ほとんどの生徒が「将来困らないために」と返事をしてくれます。
これって半分正解だけど、半分不正解だと思うのです。
- 字の読み書きが出来ない。
- 基本的な計算も出来ない。
というレベルだと、本当に困ることになります。
しかーし!
因数分解や微分積分ができなくても、さほど困る場面はないと思います。
※専門職に就かない限り使う場面はそんなにないと思います。
ということは「半分は不正解」と言えるかもしれません。
皆さんいろいろお考えがあるでしょうが
なぜ勉強しなければいけないのだろうか?
- 高校に行かれないから
- 大学に行かれないから
- 良い会社に就職できないから
これら全部「まちがい」ではないと思います。
でももしそれだけだったら少し寂しい人生だと思いませんか?
私は「勉強していろいろな知識や技術を身につけると人生が豊かになる」のだと思っています。
別な言い方をすれば「幸せに暮らすために勉強する」のだと思っています。
こんなことを言うと「俺は学生の頃勉強なんか大嫌いだった」という人が出てきそうですが、でも「今の仕事をするために知識は勉強されましたよね?」とお返ししたいです。
勉強してスキルを身につけたからこそ、今の仕事で活躍されていらっしゃるのではないでしょうか。
そしてその「仕事」で収入をを得て「今の暮らし」をされているわけです。
小中学生の勉強は人生の幅を広げてくれる
正直なところ「小中学生」で「将来の人生設計」ができていう子なんてほとんどいないでょう。もっともサッカーの「中田英寿」さんなどは、中学生の時には既に「人生の青写真」ができていたのではないかと思われます。
そうでなければイタリアのチームに移籍していきなりイタリア語でインタビューの受け答えなんか絶対にできないと思います。
でもKOSHIN学院の生徒で、そこまで人生設計ができていた子はほとんどいませんでした。
中学・高校・専門学校・大学などを通じて徐々に「自分の人生設計」をしている子がほとんどです。
ただ「勉強しないと高校に行かれない」なんていうネガティブな発想ではなくて、
例えば「平塚農業高校園芸科」に進学して、植物を育てること全般を学び、さらに専門学校でフラワーアレンジメントを学び、将来は「お花に関する仕事」をしたいなんていう夢を抱くのなんかとても楽しそうです。
神奈川県の高校は「公立」でもいろいろ特色を持つようになってきました。つまりいろいろと「チャレンジできる」ということでもあります。
その高校に入って色々と学び、自分の人生を豊かにしていきたいというように考えてもらえたら嬉しいです。
それでは今日はこの辺で! また明日♪