新しい生徒さんが来てくれた時に私がまず気にかけるのは「場の雰囲気に慣れてもらう」ことです。
誰だって最初はものすごく緊張しますもんね。ですからKOSHIN学院は「緊張しなくて良いんだよ♪」と分かってもらうことに専念します。
一番最初の日なんか勉強どうのこうのよりも、KOSHIN学院の雰囲気になれてもらえれば充分です。
勉強面ではどこを見るか
私はまず「ノート」を見ます。特に「字」を見ます。
極端なことをいうと「ノートと文字」を見れば、その生徒のおおよその学力や性格が分かります。
ノートのどこに何が書いてあるかさっぱり分からないような生徒は、まずそこから直します。
「ノート」って、その生徒の「脳みその中」を表しています。
どこに何が書いてあるか分からないようなノートを書いている子は、頭の中が整理できていないことが多いです。
※この部分は例外もあるので決めつけすぎもよくないのですが。
算数や数学の計算ができない生徒の場合、「ノートの書き方を指導するだけ」でかなり出来るようになります。
頭の中がゴチャゴチャしているのを整理してあげるだけで分かるようになる生徒は多いのです。
中には見違えるほどノートが綺麗になる生徒もいます。
英語の場合ですと、私は必ず「教科書の本文訳」を「自分のチカラだけ」でやってもらいます。
※安心してください。分からない文章はこちらでフォローしてあげますから。
そんなの「当たり前のこと」じゃんと思われるかもしれませんが、この「当たり前のこと」こそがとても大切なのです。
小学生の場合ですと「当たり前のことがちゃんとできたら」必ず誉めてあげます。
そうすると小学生は、ますます頑張り始めます。
※中学生にも言えることですが、中学生を褒めるときはもう少し具体的に褒めます。
ノートが綺麗になったら「質問できるか」をCHECK
私は「生徒が自分から質問に来る」ことを重視しています。なぜならば・・・
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] 質問って、ちゃんと勉強している人しかできないから![/speech_bubble]
なのです。
勉強を全くしていない生徒は「何を質問したら良いか」すら分からないのです。
そういう生徒は「質問=答えを教えてもらうこと」と思っていることが多いです。
答えを教えてもらうだけで勉強ができるなら、私は答えを配ってお仕舞いにします。
※そんなことでできるようになるわけありませんよね(>o<)
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”boy.jpg” name=”生徒A”] 教科書には議院内閣制と書いてあるんですけど、学校の先生が間接民主制って言ってたんですけどどう違うんですか?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”girl.jpg” name=”生徒B”] 先生! ここまでは理解できたんですけど、ここの部分がどうしても分かりません![/speech_bubble]
勉強している生徒は、質問がこんな風に具体的になってきます。こうなってくればシメたものです。
KOSHIN学院は「こういう風に具体的な質問をできる」生徒を育てたいんです。これができたらあとは徹底的に練習あるのみです。
それでは今日はこの辺で! また来週お会いしましょう!
※このブログは土日祭日はお休みさせていただいております