KOSHI学院はどういうわけか、毎年女子生徒の方が多いんですけどね。
どうしても女の子は「理科」が苦手な子が多いのです。
※最近は男の子もなんだかなぁ・・・。
神奈川県公立高校入試では、理科が難しいのです。
公立高校入試の教科別平均点 | ||||||
英語 | 国語 | 数学 | 理科 | 社会 | 合計 | |
2024⇔R6 | 47,0 | 64.0 | 55.6 | 57.3 | 54.8 | 278.7 |
2023 ⇔ R5 | 55.3 | 75.1 | 53.0 | 51.0 | 58.4 | 292.8 |
2022 ⇔ R4 | 52.1 | 61.3 | 52.9 | 58.9 | 62.4 | 287.6 |
2021 ⇔ R3 | 54.6 | 66.7 | 58.2 | 50.1 | 72.6 | 301.2 |
2020 ⇔ R2 | 49.4 | 69.1 | 55.7 | 55.9 | 58.2 | 288.8 |
2019 ⇔ R1 | 49.8 | 59.1 | 50.3 | 61.3 | 42.5 | 263.0 |
2018 ⇔ H30 | 56.1 | 65.6 | 56.0 | 45.3 | 41.8 | 264.8 |
2017 ⇔ H29 | 51.9 | 73.1 | 63.5 | 46.9 | 54.5 | 289.9 |
2016 ⇔ H28 | 43.0 | 64.7 | 51.7 | 46.5 | 52.0 | 257.9 |
2015 ⇔ H27 | 51.8 | 64.4 | 52.6 | 37.4 | 50.2 | 256.4 |
2014 ⇔ H26 | 59.6 | 60.8 | 51.7 | 38.6 | 49.5 | 260.2 |
2013 ⇔ H25 | 54.8 | 67.8 | 65.5 | 66.4 | 51.1 | 305.6 |
一時は平均点が百点満点で30点代の時もありました。いずれにしても他の科目に比べると平均点が低いことが分かります。
それはなぜなのでしょうか? その前にこちらの画像をご覧ください。
これは今年(平成30年)2月に行われた神奈川県公立高校入試の理科も問題です。
右側のページは電流・電圧・抵抗・発熱量などに関する出題です。
本当に難しそうですよね。
私も生徒達、特に女の子に電流・電圧・抵抗・発熱量の問題を説明するときは、かなり大変な思いをします。
しかーし!
先ほどの「平均点の表」を見ると、理科の点数がこの1~2年で上昇しています。これはおそらく「生徒達が入試問題に慣れてきた」からだと思います。
昨年の問題も決して「易しい」とはいえません。にもかかわらず平均点はあがってます。
各塾や学校でも、かなり頑張っている証拠でしょう。
テスト直しことが入試突破のために重要!
昨日の段階で神奈川県公立高校入試まで「あと80日」です。
私は生徒達に次のように指導しています。
テスト直しこそが勝利の方程式である!
【テスト直しでダメな例】
- 正しい答えを解答用紙に記入して、丸して終わり。
- 解説をノートなどに書き写して終わり。
- 次に同じような問題が出てきたときに出来るようになってない。
はっきり言っちゃおうかな!
こんなの勉強じゃないからね!
KOSHIN学院の生徒で、こんなことしている子がいたら本気で叱るからね! こんなんじゃ本当に落ちちゃうよ!
【テスト直しで良い例】
この右側の四番の問題を例にすると・・・
- そもそもオームの法則が分かってなかったり忘れてたりしたら、そこからやり直す。
- なぜそうなるのか、しっかり考える。分からなければ教科書などで調べる
- 決してあきらめないで分からなければ何度でも先生に質問する。
- 似たような問題(類題)を練習して、本番に万全を期す。
ようするに
できるようになるまでやる!
まずは過去問を徹底的勉強して欲しいのです。
あと80日でしょ? 今から中1のワークから全てやり直すなんて不可能じゃん!
だから「入試の過去問」をしっかり勉強することが大切なのです。
ただなんとなく問題を解くのなんか「勉強」じゃありませんからね!
どこまで深く徹底的にテスト直しができるか! できれば年内にこれが終了していれば理想的ですし、上位高校を目指すなら絶対に終わっていなければなりません。
TOP高校の多くでは「特色検査」があります。
※どこが特色なのかよく分からない教科横断型試験ですけど・・
KOSHIN学院では「一月からは毎週土曜日」を使って模擬試験を行います。
模擬試験も受けて受けっぱなしでは全く意味がありません。
しっかりとテスト直しをしてください!
上位の高校を目指す子が、年内に過去問も終わってないようでは話になりません!
どこまで深くテスト直しをし、どれだけ多く類題を練習するか!
これが勝負の分かれ目です。
それでは今日はこの辺で! また明日♪