ネットサーフィンをしていたら、あの「ビリギャル」で有名な坪田先生が書いた文章が載っていました。
ビリギャルの著者が語る 自分で気づく「才能の正体」の方法とは?
この文章で、「人間は指導されると悪感情を抱く」と書かれています。
指導や教育には、相手との信頼関係がないと、指導される側が「攻撃されている」と感じてしまう、という性質があるのです。
※本文より引用
確かに「正しいこと」であっても、「お前に言われたくない!」という感情を抱いたことは、私自身何度もありました。
相手との信頼性がポイント
私達「塾人」の仕事は、どうしても相手に伝えなければならないことがたくさんあります。
敢えて生徒や保護者の方に「厳しいこと」を言わなければならない場面もあります。
私はかつて何度も「言いたいことを正しくお伝えできなくて」保護者の方や生徒の皆さんを怒らせてしまったことがあります。
今思えば当時はまだ「信頼関係」を十分に築けていなかったのだろうなと反省しきりです。
今だって「100%にはほど遠い」と思っています。
KOSHIN学院に「長~く通ってくださってる方」であれば、何度もお互いの気持ちを語り合ったことがあります。
しかーし!
「新しく入られたばかりの方」ですと、まだそこまでいかないことがあります。
おそらく「この仕事を続けている限り」全生徒及び保護者の方と100%の信頼関係を築くのは難しいでしょう。
事実だけを伝える
子どもがテストで30点を取ってきたときはどのように言えばいいのでしょうか。「どうしてこんな点数なの?」「全然勉強してないじゃない!」などと感情を入れずに、単に「30点だったんだね」といえばいい。子どもの姿勢が悪くて前かがみなのが気になっていたら、「姿勢が悪い! 目が悪くなるよ!」などといわず「背中が曲がってるよ」とだけ伝えればいいのです。
※本文より引用
この部分は「全くその通りだ!」と思いました。指導する立場の人間は、つい余計なひと言を言ってしまいがちです。
この文章を読んで、早速自分の授業でも「事実だけを伝える」ことを意識してみました。
しかーし!
これはそんなに簡単なことではありませんでした。もっと練習しないといけないと思いました。
いろいろ書いたけど、子ども達だって「あれこれ指導される」のは好まないことが多いと思うのです。
だって人間ですもの・・・って相田みつをさんみたい(笑)
そう考えると「人にものを教える仕事」って、とてつもなく大変な仕事だと改めて思うのです。
でもきっと、この「坪田信貴 」先生の文章を頭に入れておくと、人間関係もずっとスムーズになっていくだろうと思います。
それでは今日はこの辺で! また明日♪
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