神奈川県公立高校入試まであと28日になりました。心配ばかりしていて勉強が手に付かないなんていう受験生はいませんか?
KOSHIN学院でも年によっては「浮き足立ってしまう生徒」がいることがあります。
入試の過去問や模擬試験を解いていると「分からない問題だらけ」でどんどん不安になってしまうんです。
実は私自身も塾の先生になったばかりの頃、不安でたまらなくなってかなり浮き足立ってしまったことがありました。
不安なので「生徒の皆さんに対して必要以上に厳しく接した」こともありました。
結局厳しくした割りには、生徒の点数はあがりませんでした。
※今思うと本当に申し訳ないことをしてしまいました。
入試って合格に必要な点数さえ取れば良いの
公立高校入試まであと28日なんですけどね。あと28日で全科目全教科満点を取れるようにしないと不合格になってしまう・・・ そんな気持ちになっていませんか? もしなっていたら、それがスランプの原因です。
普段の定期試験と違って「入試だけは合格に必要な点数を取りさえすれば良い」という特殊な試験です。
もう少し別な言い方をすると、あなたが受験する高校には「ほぼあなたと同じくらいの成績の子達」が受験しに来るんです。
その子達より「ほんの少しだけ」できれば充分なんです。
一部の超難関TOP校を除けば、全問解ける必要なんかまるでないのです。
KOSHIN学院の地元で比較的人気のある「有馬高校」あたりだと、全科目6割も取れれば充分合格できるのです。
※内申点にもよりますけど。
入試問題は難しいと言われますが、「基礎的な問題が6割以上」あります。
ならば難しい問題なんて放って置いて、基礎的な問題を徹底的に練習した方が得策です。
KOSHIN学院の場合だと、生徒によってですが
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”]あなたはこの問題は触らなくて良いですよ! それよりもこういうのをしっかりやりましょう![/speech_bubble]
と言い切ってしまうこともあります。
普段の定期試験では、そんなことを言うことはほとんどありませんが、「入試だけは特別」です。
分からない問題ばかりが続くと、なんとなくぼーっとしてうことがあります。
そんな時はまず「基本的な問題」をしっかりできるようにしましょう。
さっき言った「有馬高校」くらいだったら、難しい問題もパーフェクトに解けるなんていう受験生はまずいません。
もうちょっと言っちゃうと「湘南高校」「平塚江南高校」などのTOP校でも「全問解ける子」なんて、まずいません。いたとしてもごく一部の子だけです。
難しい問題が解けないのは基礎がスカスカなことが多い
平塚江南高校を受験するような生徒でも、模擬試験をやってもらうと「え~? こんな初歩的な問題ができないの?」なんて思うことがあります。
※もっとも私の計算の範疇ですけど。
例えば中1の頃に習った理科や社会の範囲なんて、中3になったらスッカリ抜けてるのが普通です。
しかーし!
一度はしっかりできるようにしていたはずです。だから「平塚江南高校」を受験しようなんていうレベルに達しているわけですから。
そういう生徒であれば「抜けてた基礎」を取り戻せば、入試問題もそれなりにできるようになります。
難問奇問の類ばかりを練習した方が良いのは、神奈川県の公立高校では一校もありません。ごく一部の私立高校くらいでしょう。
そんなわけですから、浮き足立ってしまった受験生の皆さん!
まずは「できなければいけない問題」をしっかりできるようにしましょう!
そして「合格に必要な点数」をしっかり取りましょう!
それでは今日はこの辺で! また明日♪