学校教育で間違っていると思うことを2つあげなさいと言われたら・・・
- 他の生徒と仲良くしましょうという教育
- お金の稼ぎ方を教えていない教育
この2つを真っ先にあげたいと思っています。他にもいろいろあるけれど、これが私の素直な気持ちです。
他の生徒と仲良くしなさいというウソ
学校というところは「集団生活」を学ぶ場所でもあります。だから学校教師は「全員が仲良く」してくれると指導はしやすいのです。
※これは塾でも同じなんですけどね。
でもこれは「生徒によっては拷問に近い」話だと思うのです。
私自身を振り返ると「仲の良い友達」もいましたが、正直「あまり近寄りたくない人」もいました。
きっと皆さんだってそうなんじゃないかと思います。できれば近付きたくない人っていると思います。
大人だってそうなんですから、子どもだって同じです。その嫌な人達と無理やり仲良くしなさいと言われても・・・。
無理にみんな仲良くする必要なんかありません!
って言い切ってあげれば、子ども達もラクになります。
しかーし!
ひとつ気をつけなければいけないのは、
「仲良くする必要がない」=「相手を攻撃して良い」ということではないということ。
自分がされて嫌なことは、相手も同じです。
でもね!
これができてないオトナが多いのも事実です。常に「子ども達の目が光ってる」ことを忘れてはいけません。
お金の稼ぎ方を教えられない教育
みなさんは「働く」ってどういうことだと考えてますか?
私は36歳でKOSHIN学院を作ったのですが、「働く」ってどういうことなのかを真剣に考えたのはKOSHIN学院を作る前の1年間でした。
人はなぜ働かなければならないのでしょうか?
お金を稼ぐため?
働くとどうしてお金がもらえるの?
会社がお給料をくれるから?
私はその程度にしか考えていませんでした。
しかーし!
KOSHIN学院を作るにあたって根本的に考え方がかわりました。
働くとは・・・
困ってる人に成り代わり、その人にはできないことをしてあげること。そしてその対価をいただくこと!
私はそう思うようになりましたし、この考えは今でもKOSHIN学院を運営するにあたって一番大切にしていることです。
もちろん、そうじゃないという人がいても構いません。
ただし!
私が一番言いたいことは「どうしたらお金の稼げるのか?」ということを教えられる教師がいないのが問題ということです。
少なくとも「日本国」で生きていくならば、お金は絶対に必要なものです。
にもかかわらず、高校や大学卒業間近になると「みんなお揃いのスーツを着て、みんな同じような髪型にして」会社訪問です。
他に「お金を稼ぐ方法」なんていくらでもあるのに。
え? 安定した収入を得るためですって?
では伺いますが、現代の世の中で「安定した企業」なんていくつあるでしょう? 会社にぶら下がってれば一生食えるなんて思ったら大間違いです。
どんな世の中になろうと、生き抜いていく術を伝えてあげないと子ども達は社会に出た後も苦しみもがくだけです。
高度経済成長期のような「夢物語」は今はありませんから。
ですから私は「友達」は要らないと思っています。
※学生時代は友達良いものである場合もありますが。でも「ひとり」でいるのが好きな子がいたって構わないと思います。
しかーし!
「仲間」はどんなにたくさんいても構いません。私にはKOSHIN学院を通じて知り合った「仲間」がたくさんいます。老若男女問わず素敵な仲間がたくさんいます。
さすがに「女子高生を友達」と呼ぶのは気が引けますが、「女子高生の仲間」ならたくさんいます。
とはいえ
「自然と仲良くなった友達」を無理に捨てる必要はありませんけどね(笑)。
それでは今日はこの辺で! また明日♪
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】