今日からKOSHIN学院の「新中2・新中3の数学」は「新しい学年の勉強」をスタートさせました、英語は今「徹底的に復習」の真っ最中ですが。
もちろんちゃんと「戦略」があるのですが、そのことについては後回しにして・・
数学は「新しい学年の勉強」と書きましたが、KOSHIN学院で使用しているワークは「最初に今までの学年の復習」が載っています。
つまり「新学年の教材を利用して、前学年までの復習」をしているわけです。
ほとんどの生徒が「絶対値」がなんだか分かってない!
絶対値とは「0」(原点)からの距離のことです。例えば絶対値が5になる数は、+5と-5のふたつあるということです。
実はこれ「中1の一番最初」に習うことなんですけどね。
小学生の時からKOSHIN学院に通ってくれていた生徒を除けば、ほぼ全員全滅でした。
※分かってないのか、忘れてしまっているのか。
もし「このままの状態」で高校入試を迎えてしまったらと思うと「ぞ~っ!」とします。
よくいろいろな方に「入試が終わってほっとひと息ですね♪」と声をかけていただくのですが・・・
飛んでも8分歩いて8時間なんです。(トンデモナイという意味)
実は「この時期こそが一番大切」ですし、1年のうちで一番忙しい時期なのです。
この時期は
- 勉強の仕方を教えなければならない。
- 問題の「考え方」を教えなければならない。
- 問題が「分かる」とはどういうことなのか知ってもらわなければならない。
これだけでも、かなり忙しいし大変です。
え? そんなの「前の学年の時にやってるんじゃないのか?」ですって?
もちろん当然やっています。
しかーし!
大切なことを忘れていませんか?
人間って「成長」するし、「進化」するのです。
中1と中2。中2と中3では「大人と子ども」くらいの差があるのです。
大人に成長してくれば、当然私の話を聞く姿勢も変わりますし、理解力だって1年前のそれとは大きく異なります。
ですから「成長した生徒の皆さん」には「成長したレベル」での勉強の仕方や、物事の考えたを示してあげなければなりません。
かつて私が学生時代に教わった先生に、何十年も全く同じ授業をし、ギャグまで同じという人がいました。
正直なことを言うと、その先生の授業は意味不明でした・・・。
生徒の皆さんはどんどん成長するわけですし、時代もどんどん変わってきています。
今ではKOSHIN学院のような個人塾でも、iPadをどんどん授業中に使っています。
私が学生の頃には考えられなかったことが、今では普通に行われているのです。
そのようにいろいろ進化しているのですから、生徒の皆さんにも「進化した授業」を提供しなければなりません。
KOSHIN学院では、今年度から英語と数学の教材を去年までのものとはかえることにしました。
入試問題も「文字数」が大幅に増えているのですから、「読解力」も「問題を解くスピード」も強化しなければなりません。
にもかかわらず、「絶対値」がなんだか分かってない生徒が多いのです。
もっと言っちゃえば!
分数や小数、さらには「足し算・引き算・かけ算・割り算」も怪しい子が多いのです!
この子達をなんとかしてあげなければならないのです。その為には学校の授業があまり進まないこの時期になんとかしてあげるしかありません!
ですから「ほっとひと息」どころの騒ぎではないのです。
それでは今日はこの辺で! また来週お会いしましょう!