真面目に授業を聞いていて、ちゃんと提出物も出しているのに試験の点数もあがらず、成績もあまり良くない生徒さんがいます。
性格的には真面目なのに、なぜ成績があがらないのでしょうか。
それなりに一生懸命やってはいるのですが、そういう生徒さんは「できるようになるまで」やっていないことが多いのです。
- 分かるようになるまでやる!
- できるようになるまでやる!
これさえやれば必ずできるようになるのに・・・
なぜできるようになるまでやらないのか?
これはいろいろ原因がありますが、一言で言ってしまえば「面倒くさい」からという理由が多いですね。
なかでも「一刻も早くこの問題を終わらせて次に進みたがる生徒」は、なかなか矯正するのが大変です。
ちゃんと分かって、ちゃんとできるようになるまでやることより、とにかく先に進みたがるのは「真面目な子」に多いのです。
これは何度注意してもなかなか直りませんし、あまり言い過ぎるとやる気をなくしてしまう危険性もあります。
こういう生徒の場合は「根比べ」です。
少しずつ自信を付けさせてあげ、少しずつ結果をださせてあげて、少しずつ私の言ってることを理解してもらうのです。
いろいろなタイプの生徒さんがいますから、一概に語ってしまうのは危険ですが
「うちの子真面目にやってるんだけど効果が出ない」とお嘆きのお母様は、この点を確認してみて下さい。
- ちゃんと分かるようになるまでやる!
- ちゃんと出来るようになるまでやる!
もしかしたら、こうした基本中の基本がお留守になっているかもしれませんよ!
ちなみにKOSHIN学院に来てくれる子達は、こうした生徒が多いのです。ですから『勉強の仕方』をきっちり指導することがとても重要なのです。
そしてそれはまだ学校の授業が進まない『この時期』にやるのが一番良いのです。
だって学校の授業が進めば、こういう子達はまた『早く終わらせたい病』になっちゃうからです。
それでは今日はこの辺で! また明日♪