昨日のブログでもご紹介しましたが、KOSHIN学院では「試験対策モード」に突入しました。
試験対策モードになると何が変わるのかと言いますと、普段は「英語・数学」を中心に指導していますが、凡そ試験1カ月前になると「国語・社会・理科」の勉強も始めるという点です。
※これには重要な理由がありますが、別の機会に書きます。
さてその試験対策モードということで「理科・社会・国語」の勉強を始めたのですが、ここで大きな問題が起こりました。
1人の生徒が国語のワークを解き始めたのですが、さっぱり分からない問題があって、そのままフリーズ状態になってしまいました。
この時二つの大きな問題点がありました。
- 私が指導した勉強法を無視して自己流で突き進もうとしたこと。
- 分からないので、単なる時間つぶし状態になってしまったこと。
さてどうしたものか。私の頭脳がグルグルと回転し短い時間でいろいろ考えました。
- 思い切ってしかってみようか。
- 叱らないで様子を見ようか。
しかーし!
別に悪いことをしたわけじゃないので叱るのはやめました。
しかーし!
なんらかの指導をしなければこの子はこのまま動かない。
結局別室に呼んで、何が良くないのか良い聞かせたら本人も納得して頑張り始めてくれました。
勉強法を無視したのが最大の原因!
なぜこの生徒が問題を解けなかったのでしょうか。
それは「やるべきことをやらずに問題を解こうとした」からです。
https://www.koshin-gakuin.jp/pdf/kokugo_benkyoho.pdf
そこでもう一度全生徒に上記「国語勉強方法」を印刷して勉強方法の再確認をしました。
なぜ国語の問題が解けないのか。
これは英語に例えると分かりやすいです。
英語の問題を解くのに「単語の意味も調べてない」状態で問題を解こうとしても、解けるはずがありません。
また「読めもしない文章」なのに問題を解こうとしても解けるはずがありません。
そんな話を生徒の皆さんにしました。
こうした「基本」を無視して自分勝手にやろうとしても時間の無駄です。
ちゃんと「国語の勉強方法」プリントに書いてあるとおりに勉強している子は、必ず点数があがってきます。
※但し中間試験・期末試験などの定期試験に限ります。高校入試などの問題の場合勉強法は異なります。
最初に私に注意された生徒さんなんですけどね。もちろんその後は一生懸命頑張ってくれました。
それでは今日はこの辺で! また明日♪