どうしてもオトナは子どもを比べたくなるんですけどね。
それがどれほど子どもを傷つけているか知ってますか?
私自身も「弟」と比べられ、「同級生」とも比べられながら学校を卒業しました。
社会人になってからも「同期入社」の人と比べられ、「同年代」の人と比べられながら生きていました。
私はそれがたまらなく嫌でした。
例えば「成績で比べられた」としましょう。クラスで成績が一番だったらうれしいですよね?
でも学年全体だったら、それほどじゃなかったら劣等感に苛まれることでしょう。
学年全体で一位になっても、「平塚市全体」「神奈川県全体」「全国」レベルだったらどうでしょう。
最終的には「全国一位って一人しかいない」わけですから、人を比べているようじゃ「たった一人」しか尊敬できないわけ。
そんなのおかしいということくらい誰でも分かります。
比べられ続けるということは常に「勝ち続けなければいけない!」ということでもあります。
どんなに強いスポーツ選手でも「永遠に勝ち続ける」なんて不可能ですから。
競争するのも場合によっては楽しいでしょう。
でもね!
それを「楽しい!」と感じられる子は少ないんです。私のように苦痛でしかない子達もたくさんいます。
ですから・・・
比べるのではなくて、その子の良いところを探してあげて、それを一緒に伸ばしていく。
この国がそんな国になることを願って・・・。
それでは今日はこの辺で! また明日♪