今日書く内容は少しデリケートな内容を含みます。 決して揶揄したり馬鹿にしているわけではありませんので、そのつもりでお読みいただきたいと思います。
現在KOSHIN学院では中間試験対策の真っ最中です。
中2のある生徒なのですが、半年前くらいに入塾してくれた段階でかなり勉強が遅れていました。
私はこうした生徒には「まず一教科」に絞って勉強してもらうようにしています。あれもこれもやってもやり切れないないで返ってごちゃごちゃになるからです。
そんなわけで「数学」を中心に頑張ってもらっていました。なんとか数学の基本的な計算はできるようになってきたのですが・・。
しかーし!
試験前なので「他の科目もやろうよ♪」ということになり、その生徒は「英語の勉強」を始めました。
しまった! まさかこれほどとは!
中2の英語の問題で英作文をさせる問題がありました。
⑴ 私はそのお店でノートを2冊買いました。(英語に直しなさい)
これに対するその生徒の答えが
to buku boy
だったのです。
⑵私は2週間前に公園に行きました。(英語に直しなさい)
これに対する答えは
I ago・・・
この生徒は決してふざけて書いてきたのではなく『自分が知っている知識を総動員して』どうにかここまでたどり着いたのでした。
⑴番の問題では単語が書けなくて
- to ← two
- buku← book ← notebook
- boy ← buy ←bought
とどうにかひねり出したのでしょう。
ちょっと待った!
今から47年前、同じようなことをしていた子がいました。それは他ならぬ私自身でした。
何度かこのブログでも書きましたが、中学1年生の時の私の成績は惨憺たるものでした。私の母親が中学校の校長先生に呼び出されて・・
お宅の坊ちゃん、こままじゃ行く高校ね~よ!
と言われてきたのでした。
ここまで行っちゃうと勉強しろと言われても
私の経験から、ここまで行っちゃうと『勉強しろ!』と言われても何をどうしてよいかも分かりませんでした。
正しく勉強を導いてくれる人の助けが必要です。
私の場合間もなく中学2年生になるという時期に、アルファベットもろくに書けませんでした。
中学の校長先生が紹介してくださった「英語の先生」に、鉛筆の持ち方・アルファベットの書き方から徹底的に直されました。
※いったい何回涙をこぼしたことか・・
怖い先生でしたが「この先生に見放されてたら僕はお仕舞いだ!」と思って、泣きながらもヒッシで先生について行きました。
そして中2の二学期にあの「奇跡」が起きたのです。あれだけ英語が壊滅していた私が、二学期の中間試験で「80点」を越えたのでした。
※これも私がまず一教科だと言っている理由の1つです。
これには「学校の先生達」もびっくり! いろいろな先生に褒めていただきました。
※この経験が私が今塾の先生している理由かもしれません。
とにかく「英語の勉強の仕方」を一番最初から徹底的に教えていただいたのが良かったのでした。
話を戻します!
さてto buku の生徒ですが、私は「今に見てろ!」と思っています。
幸いこの生徒には「素直さ・謙虚さ・朗らかさ」があります。
絶対になんとかしてあげるから、くじけないで頑張って塾に通ってきて欲しいと思います。
それでは今日はこの辺で! また明日♪
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】