私が嫌いな教育評論家さんが「子どもは褒めて伸ばしましょう」と簡単に言います。
「褒めて伸ばす」こと自体は確かにその通りなんですけどね・・
ところがギッチョンチョン
- 誰に褒められるか
- どのように褒められるか
- どんなことに対して褒められか
が大切です。
しかーし!
褒めるだけでもダメなんですよ。悪いことは悪いとしっかり注意してあげることも必要です。
いつも叱られてばかりの先生に褒められた時は、すっごく嬉しかったなんていう経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
生徒を子どもだと思って舐めちゃいけない!
私が「中学生の頃」のことです。お店屋さんに買い物にいくと、店員のおばさんに「ボク! なんにするの?」みたいなことをよく言われました。
私はもう「中学生」でしたので、「ボク♪」と呼ばれるが本当にイヤでした。小さな子ども扱いされているようでね。
そのように何気ない会話をしていても、「中学生」はいろいろなことを感じているのです。
中学生って「オトナじゃない」「子どもじゃない」大変難しい時期です。
私も随分生徒の皆さんとの接し方は悩んできました。距離のとり方なんか本当に難しかったんですけね。若い卒業生スタッフ達のおかげで「生徒の心理」を随分教えてもらうことができました。
その中で一番大切だと思ったのは・・・
中学生だからと言って舐めてかかるのではなく、1人の人格を持った人間として接する
ということでした。こちらが間違っていたと思ったら「子どもだから」と軽く謝るのではなく、ちゃんと誠心誠意詫びることが必要です。
そうして良い人間関係を築いてから褒める
どんなに素晴らしい褒め方をしても「心が通ってなければ」なんの意味もありません。
KOSHIN学院の場合だと「塾長に褒められるって嬉しいなぁ♪」と思ってもらえるような人間に私がなることが大切です。
※まだまだ100%には遠いですが・・
そして「具体的に褒めること」が大切です!
例えば
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] おお! いつの間にかこういう問題できるようになったね! 最初はとても苦労しちゃっただけに嬉しいよね~♪ 素晴らしい![/speech_bubble]
なんていう感じです。
繰り返しますが「中学生は立派な人格を持った一人の人間」です。
そうした人間に「口先だけの言葉」をかけても見透かされてしまいます。
それだったら
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] w(゜o゜)w オオー! 大輝君すごいじゃん! 出来たじゃん![/speech_bubble]
と心に響くように言ってあげた方が生徒は喜びます。
昔から「叱るのは難しい」と言われてきました。もちろん今でもスゴく難しいことです。
しかーし!
「誉めてあげる」のも負けず劣らず難しいのです。
それは生徒達に認めてもらえる人間に私が成長しなければならないからです。
「褒める」というのも塾長の大切な仕事だと思います。
実際に「私のひと言」で、すごく頑張り始めてくれた生徒もたくさんいました。反対に「不用意なひと言」で傷つき塾を去って行った子もいました。
※今だったらもう少し別な言い方をしてあげられたのにと後悔することが多々あります。というよりも去って行った子達が私に教えてくれたのだと思っています。
せっかく「卒業生の皆さん」にいろいろ教えていただいたのですから、これを今来てくれている生徒や、これから来てくれるであろう生徒の皆さんにお返ししていきたいです。
それでは今日はこの辺で! また明日♪
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】