よく「同じことを何回言ったらわかるんだ!」という人がいます。
ビリギャルで有名な坪田先生が正解は「532回」だと仰っています。
※参照:お前何回言えば分かるんだ(日経ビジネス)
ということは532回言わないと「伝えた」とは言えないんですね。
※もっとも伝えるのに532回もかかっているようではプロの教師とは言えませんが(笑)
ということは・・・
私が一番生徒の皆さんにお伝えしたいことは「532回」言わないといけないわけです。
KOSHIN学院の場合普段は土日を除く毎日通っても月謝が増えないのですけどね。
そうすると「週5回丸2年以上毎日言われて」初めて伝わったというレベルなのです。
私が毎日伝えている言葉とは
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] 間違えたって良いんだよ♪
それをしっかり直すことを「勉強」って言うのだから。
分からなくなっちゃったら何回質問しても良いの。
その代わりできるようになってね![/speech_bubble]
何度もこのブログで書いていますが「お勉強が苦手な子ほど、間違えた箇所を消してしまう」のです。
どこを間違えたか指摘されたくないのか、計算した箇所なんか全部消しちゃうのです。
はっきり言っちゃおうかな!
こんなことをしているうちは勉強出来るようになんかならないよ!
どこをどのように間違えているのかを見つけて、それを修正するのが我々の仕事です。
たぶん生徒達は・・・
- 間違えてるところを見つかったら叱られるんじゃないか
- こんなのができないのがバレたら恥ずかしいんじゃないか
という気持ちで心の中がドロドロになっちゃってるんじゃないかな。
これこそが「勉強が出来ない元凶」なんだけどなぁ・・・。
何回言ったら分かるんだ?
この答えは532回です。
しかーし!
あくまで「平均で532回」です。ということはもっとたくさん言わないと伝わらない人もいるってことですよね。
教育が電子レンジてチーンという訳にはいかないのが、ここにも原因があります。
- 間違えたって良いんだよ♪
- それをしっかり直すことを「勉強」って言うのだから。
- 分からなくなっちゃったら何回質問しても良いの。
- その代わりできるようになってね!
このことを毎日毎回のように言い続けて、生徒の皆さんの心の闇をほぐしてあげるの。
本当は「教師ってそうあるべき」なのに、出来ない子を叱ったりして生徒を追い込んでるの。
みんなごめんね!
君達をそうさせたのは、君達自身じゃないの。教える側が下手くそだっただけ。
エラそーに言ってる僕だって、最初はすご~く下手くそだったの。
でもね!
このことを分かってくれる先生を1人でも多く増やすからね!
え? 「どうやって増やすの?」ですって。
そんなの簡単。KOSHIN学院の卒業生が増えれば増えるほど、分かってくれるオトナが増えるんですから。
それでは今日はこの辺で! また明日♪