授業終了後スタッフの子と少し話をしました。その子は今年「教育実習」に行って、学校で感じたことなどを私に教えてくれました。
その内容はここでは書けませんが、それがきっかけとなって『私の人生をちょっと顧みた』んですけどね・・・。
今までの塾人生で「イヤだったこと」「つらかったこと」「悲しかったこと」「悔しかったこと」のほんの一部を思い出しました。
ほんの一部だけなんですけどね・・それだけでも「我ながらよく生きてたな!」って思うのです。
その都度自分の感情をグゥ~っと抑え込んで・・・その度に血管から血が噴き出すんじゃないかというくら落ち込んで・・。その度に生死の境をさまよって今日まで生きてきたんだなと・・・。
おかげでボクも少しは強くなった(かな?)
他塾の先生に言われて一番嫌なこと
時々見ず知らずの塾の先生から電話やLINEがあって、いきなり・・
いやぁ~、うちの塾と同じです! よく似てる!
などと言われることがあります。正直なことを言うとこれが一番腹が立つの!
どこが同じなの!?
- あんた血が混じった小便を流すほど働いたことあるの?
- 40℃の熱が出たまま10日間朝から晩まで冬期講習の授業したことあるの?
※絶対に真似しないでください。時代が違いますから。
もう本当に我ながらよくぞここまで耐えてきたなと思うのです。
苦労を自慢したいのではありません。そんな私の気持ちも知らずに同列に扱われたくないだけなのです。
今みたいに塾業界なんてものがあった時代ではないし、ましてや「マニュアル」なんてものも一切無い時代に塾の先生になって。
それでもどうにか生徒の皆さんの表情から、いろいろなことを感じ取って、その都度頭が割れるほど悩んで悩んで悩み抜いて。
今みたいにインターネットで簡単に他塾の先生と知り合える時代じゃなかったから、いろいろな講習会にも出席したけど、本当に必要な情報は何も無くて・・。
そうやって生きてきた塾人生35年(アルバイトの時を入れれば40年)。
そうして身につけてきたことが「私のノウハウ」です。
生徒の皆さんが「私から多くのことを学ぼう」として、「お金を払ってまで」私の授業を受けに来てくれています。
時には涙をいっぱいこぼしながらも、私に言われたことを一生懸命守って頑張ってる子もいます。
※そういう時の私の心境・・
私に言われたことを最初は上手にできなくても、2年~3年と頑張って通ってきてようやくできるようになってきて。
だから「生徒は宝だ」とか安っぽい表現で、生徒を語る奴は大嫌い。
よく私に向かって「うちと似てる」とか「うちと同じだ」とか安っぽい言葉を言えるよね。
はっきり言っちゃおうかな!
私は「今日だって」「今だって」生徒の皆さんのことを考えてるの。
試験の結果が悪かったり、上手に指導してあげられないことがあった日なんか、本当に一晩中眠れない日が続くの。
しかーし!
そんなに大変なのに今日までやって来られたのは、やはり生徒の皆さんのおかげなの。
生徒の皆さんがボクを見つめる姿を見ていると、なんとも不思議なパワーが沸いてくるの。
なんか「教育」から逸れた内容になってしまいましたね。でもこれが「私の本音」です。
それでは今日はこの辺で。また明日♪
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