学習塾経営者がこんなことを言うのもおかしな話ですが・・・
勉強だけが人生じゃない!
と思うことはたびたびあります。というよりも・・
英語や数学だけが勉強ではない!
と思うのです。
- 「この花はなんていう花なんだろう?」
- 「この虫はなんていう名前の虫なんだろう?」
なんていうのも立派な勉強です。こうして植物などに興味を持って色々調べているうちに植物大好きな人間に育っても良いはずです。
- この料理なんて言うだろう?
- すっごく美味しいんだけどどうやって作るんだろう?
これも立派な勉強ですし、極めれば超有名なシェフになれるかもしれません。
見渡せば周りにあるもの全てが勉強の材料です。
自分の好きな道を選べば良いんですけどね
本来はそれで良かったはずなんですけどね。「義務教育」というものができて、『受験』という制度ができて。
いくら『日本国憲法第二十二条で職業選択の自由』は保障されているとはいえ
その職業に就くのに必要な知識や資格さらには学歴などが必要なことが多いのです。
中学校までは『義務教育』ですから、親は子どもに義務教育を受けさせる義務があります。
日本国憲法第二十六条では次のように定められています。
- すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
- 2:すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。
もう少し簡単に言えば「日本国国民であれば義務教育で習うことくらいは知っておきましょう」ということだったはずなんですけどね。
ところがギッチョンチョン
その義務教育で習うことが膨大な量で、しかも難しいのです。
しかーし!
これはあくまで「日本国国民として知っておきましょう」レベルなんですよね。その基礎に基づいて『それぞれの方面で必要な専門知識』を身につけないと、本当の意味での『職業選択の自由』なんかないのかなと・・・。
本当の自由とは
勉強もしないで遊んでばかりいて、勉強みたいに難しいことには目を背け、毎日ダラダラと遊んでいるなんていうのは自由でもなんでもありません。
どんな職業を選択しようが、その職業に必要な知識がなければその職に就けません。
そしてそれぞれの道でプロフェッショナルとして生きていくためには、永遠に勉強し続けなければなりません。
それを中学生くらいの子が「俺もう勉強したくない」とか言って人生を投げ出しちゃったら、その人は『自分のやりたいこと』なんか一生涯できません。
そうは言っても中学の勉強は本当に難しいです。難しくなってから勉強分かりませんでは遅すぎます。
やはり小学校低学年のうちから『やるべきことはしっかりやる!』ことが大切です。そうでないと『投げやり』な人生になってしまいます!
もう既に『投げやりになってしまっている子』の場合、学習塾や家庭教師なのではどうにもならないことをお伝えして今日のブログを終わります。
それでは今日はこの辺で。また明日♪