消費税軽減税率のせいで子どもは買い物できなくなった

 

さてテレビでは10月1日から消費税がUPするので、トイレットペーパーの買い占めが起こったとか報道してたんですけどね・・

 

この「天下の悪法」のせいで小学校の算数はなりたたなくなりました。特に小学校低学年では。
※政治的なことには関与したくないけど黙っていられなくて・・。

 

そもそも「算数」「数学」の違いってご存知ですか?
※参照当ブログ:算数と数学の違い

 

詳しいことは↑上記ブログで書いたので、そちらをごらんいただくとして・・

 

簡単に言うと

 

  • 「算数」というのは、身の回りで起こる実際の生活で使う道具。
  • 「数学」というのは数学という学問を通して論理的に考える力

 

  • 算数では9個のおにぎりを2人で分けると4個ずつ食べられて1個余る。
  • 数学では9個のおにぎりを2人で分けると1人あたり4.5個になる。

 

 

つまり算数というのは『実際の生活で使われる』計算なんですね。

 

 

そこでちょっとこんな問題を考えてみました。皆さんも是非解いてみてください。

 

【問題】
1本100円のオロナミンCドリンクを3本と、1本150円のリポビタンDを2本買いました。全部でいくらでしょう。

 

平成になったばかりの頃まではこの問題の答えは600円でした。

 

しかーし! 消費税が導入されてからは100円のオロナミンCを買うのに100円では買えなくなってしまいました。

 

当時駄菓子屋では「混乱する子ども達」が続出しました。店のオバサンも困った表情をしていたのが印象に残っています。

 

話を戻します。

 

今回の消費増税で滅茶苦茶この問題が複雑になりました。

 

  • オロナミンCは「清涼飲料水」なので消費税8%
  • リポビタンDは「医薬部外品」なので消費税10%

 

となるとオロナミンCは

100円×1.08=108円 3本で324円

一方リポビタンDは

150円×1.10=165円 2本で330円

 

合計で654円になります。

 

こんな複雑な小学校低学年の子や幼稚園児などにどう説明するの?

 

子どもは買い物に行かれないよね!?

 

それとも小学校低学年で「%の計算」を教えますか? 九九もできないうちに!

 

 

こんな悪法がまかり通る世の中なんて絶対におかしい!

 

しかーし!

 

その一方で「子どもは我が国の宝なので・・」なんて平然と宣う(のたまう)政治家さん達。

 

 

こんなに複雑にしちゃったら幼い子ども達は考えるのをSTOPしちゃいますよ!

 

全く子ども達のことを考えてない「天下の悪法:消費税&軽減税率」です。一部の人達の都合を子どもに押しつけないで欲しいです。

 

しかーし!

 

もっと変なのはキャッシュレスで買うと5%還元とか10%還元とか・・。

 

小さな子どもがPayPayやクレジットカードを使ってお買い物行くのだろうか。

 

もっと子どもにやさしい国にしましょうよ!

 

それでは今日はこの辺で。また明日♪

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】

 

 

 

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。