私は先月で61歳になりました。
しかーし!
それでもイライラすることもありますし、クヨクヨしたりムシャクシャしたりすることもあります。
本当はいけないと分かっていても、誰かに八つ当たりしたくなることもあります。
※全然人間が出来てこないなぁ・・
しかーし!
八つ当たりされた方はたまったもんじゃありません!
しかーし!
おそらく「他人」には八つ当たりなんか滅多にしないと思うんですけどね。
それが身内の人間だったら。しかも自分より立場が弱い相手だったらどうでしょう。
特に『自分の子ども』だったら。
もし心のどこかに「私は親だから、子どもの面倒みてやっているのだから、親の言うことは正しいのだから。」という気持ちがあったらどうなるでしょう。
そんな風に思ってるときに、子どもは意に反して親の言うことをきかなかったり、勉強しないでダラダラしてたりしたら。
いくら親だって、イライラが溜まってしまいます。
イライラした気持ちをそのまま子どもにぶつけたらどうなるでしょう。
実は私も何度もそんな失敗をした経験があります
今でこそ多少人間が丸くなったかな? とも思いますが、若い頃は勢いで物を言ってしまうことが多々ありました。
それでも生徒が「確かに先生の言うとおりだよな」と納得してくれればまだしも・・・そんな時ばかりではなかったはずです。
とは言え『私の仕事』は、時と場合によっては生徒を叱らなければならないことがあります。
そんな時には一旦深呼吸して
相手は人格や感情を持った人間である!
と思うようにしています。
これから私が話す言葉で、この子は奮い立つのか、あるいはただ傷つくのか。
いくら自分の子どもだとは言え、1人の立派な人格を持った人間であると考え直してみて欲しいのです。
親が子どもに絶対言ってはいけない言葉!
- どうせお前になんかできるはずがない。
- お前は何をやってもダメな人間だ。
- お前の顔はどうしてそんなに悪いのだ?
- お前は足が短くて格好悪い。
実は私も何度もこんな言葉を浴びせられながら今日に至りました。
もしあなたが「こんな言葉」を投げかけられたら、発奮してやる気を出しますか?
いくら自分の子でも、いや自分の子どもだからこそ、こんな言葉を浴びせられたらたまったもんじゃありません。
他にもいろいろありますが・・・
そんなに勉強しないのだったら塾なんか辞めちゃいなさい!
そもそも勉強したがらない子に、こんな言葉を浴びせたらどうなるでしょう?
子どもにしてみたら渡りに船で、堂々と塾なんかやめて家でごろごろできる口実ができてしまいます。
だってお母さんが塾なんか辞めちゃえって言ったんじゃん!
こうなってしまったら万事休すです。
親だから子どもを叱るのは当然だけれど
子どもの成績が悪くても「隣の家のおばさん」は叱ったりしません。
実の親だから叱ってくれるのです。
それは私も同じです。
他塾の生徒が勉強しなくても、私は叱りませんもの。
叱っても良いと思います!
しかーし!
なんのために叱るのか。叱られた子はどんな気持ちになるのか。
絶対にこのことを忘れてはなりません。
それでは今日はこの辺で! また明日♪
※このブログは土日祭日はお休みさせていただいております。
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