早いものでKOSHIN学院を作って26年目になりました。
若い塾の先生達から『長く続ける秘訣はなんですか?』と聞かれることがよくあります。
ひとことで言えば『失敗を引きずらないこと』ことです。
もちろん反省することは必要です。
しかーし!
しっかり反省したならば気持ちを切り替えることがすごく重要です。
これを生徒の皆さんに当てはめてみましょうか?
例えば『中間試験であまり良い点数を取れなかった』とします。
なぜ良い点数を取れなかったのか原因を考えることは大切です。でもね!
それでいつまでもクヨクヨしたり、『どうせ僕なんか何やってもダメなんだ』とか思ってしまうのは最低です。
それだったら
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”boy.jpg” name=”生徒”] よ~し! だったら次は絶対に良い点数を取ってやるぞ![/speech_bubble]
と気持ちを切り替えることです。
私の人生を振り返っても、本当に失敗の連続でした。
- あまり上手に説明してあげられなかった。
- 生徒の気持ちを傷つけてしまった。
- 保護者の方を怒らせてしまい退塾されてしまった。
私の失敗のせいで生徒が辞めてしまった時なんか、恋人に振られるよりもつらかったもん。
しかーし!
生徒が退塾してしまったことをいつまでもクヨクヨと引きずったらどうなるでしょう。
今通ってくれている生徒に失礼なんていうもんじゃない!
今通ってくれている生徒のために全力を尽くすことが、私に課せられた使命です。
ですから『別れたら次の人』なのです。
※これって私の座右の銘のひとつです。
次へ行きましょう! 次へ!
「次へ行きましょう! 次へ!」というのも私の座右の銘のひとつです。
今日はあまり上手に説明してあげられなかった。そのことをいつまでも引きずってもどうなるものでもありません。
それだったら『次へ行きましょう! 次へ!』と気持ちを切り替えて、『明日こそ絶対に分かりやすく説明するぞ!』と決めて、それに向かって努力や研究することが大切です。
このように気持ちを切り替えきれなかった塾長達は、残念ながらとっくに塾を廃業してしまいました。
保護者の皆様からしたら気分が悪いかもしれませんが、『この子が辞めてしまったことで、次の新しい素晴らしい生徒が入れる席が出来た!』くらいに気持ちを切り替えられないと、とてもではありませんが長く塾を続けることなんかできません。
こんな風に書くと『KOSHIN学院塾長って冷たい奴だな』と思われてしまうかもしれません。
嫌なことを本当に忘れてしまう訳ではありません。
死にたいほど切ない気持ちを『ぐぅ~っと、力一杯押さえ込んで』前を向いて進むことが大切だと言いたいのです。
生徒の皆さんも保護者の皆様も『これからの人生』で、この上ないくらい辛い出来事に遭遇するかもしれません。
ものすごく悩んで、ものすごく落ち込んだら『次へ行きましょう! 次へ!』と気持ちを切り替えて前を向いて歩を進めてください。
前を向いて歩を進めていれば『人生なんとかなる』のです。歩を止めてしまってはどうにもなりません。
ですから私はどんなに成績が悪くてもファイティングポーズを取っている生徒は絶対に見捨てないと決めているのです。
それでは今日はこの辺で。また来週お会いしましょう!
※このブログは土日祭日はお休みさせていただいております。