昨日のブログでも書きましたが、中学1年生の定期試験対策が大変なことになっています。
学習する内容がとても難しいのに、学校から出される大量の課題。提出しないと成績が下がるというおまけ付きです。
私も若い頃は『中1の生徒を絶対にコケさせないように!』と思って、生徒達の都合など無視してガンガンに勉強させていたことがありました。
すると何が起こったか・・・
退塾する中1生のオンパレードΣ(▼□▼メ)
当時私は大手塾に勤めていたので、退塾者のオンパレードなどやらかしてしまうと『反省文』や『説教』どころの騒ぎじゃなくて、まるで人殺しでもしたかのごとく叱られました。
なんていう昔話はどうでもよくて(笑)
中学生は痛い目に遭ってみないと分からない
小田原にある慧真館の塾長先生はTwitterでこんなことをつぶやいておられました。
人間なんて誰でも失敗する。それが人生経験値の乏しい子どもなら尚更。忘れ物、提出物の遅れ、その場しのぎの幼稚なウソ、ごまかし、時には人を傷付けたり…。大切なことは、失敗してもその度にしっかりと痛い目に合うことだと思う。怖いのは、失敗しないことよりも、失敗しても痛い目に合わないこと。
— りんごくん@慧真館 (@keishinkan) November 26, 2019
私も慧真館の塾長先生の意見に全く同意です。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] なんで宿題やって来ないんだ?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R2″ icon=”waruo.jpg” name=”生徒”] やったんだけど、家に忘れてきました・・・[/speech_bubble]
こんな会話は飽きるほどしてきました。またこういう生徒は親には『塾長が僕にだけ厳しい』とか言うわけですよ。
しかーし!
困ったことに子どものそんな言葉を鵜呑みにして、私に『どうしてうちの子だけ叱られるんですか!』と文句言ってくる人もいました。
私も若い頃は保護者の方にそんな風に言われるとうろたえていましたが、今はピシャリとやり返します。
松田優作さんではありませんが、「お宅、冗談は顔だけにしましょうよ」って感じ。
※実際にこんなことを言ったことはありませんが(笑)
話を戻します。
慧真館の塾長先生がおっしゃる通り
大切なことは、失敗してもその度にしっかりと痛い目に合うこと。怖いのは、失敗しないことよりも、失敗しても痛い目に合わないこと。
です。
私は保護者面談で中1生の保護者の皆様にはいつも『中1の三学期の試験は大変なことになりますから!』と言い続けています。
※現在は二学期制ですから後期の試験はかなりコケてしまいがち。
それを
- 塾に行ってもちゃんと教えてくれない
- 学校で習うことと違うことを塾でやってる
だのと「苦し紛れのウソ」で親に怒りを静めようとするの。
※ただし事実の場合もあるので、その見極めは大切。
そうではなくて!
テストが出来なかったら出来なかった理由を考えなさい!
しっかり反省しなければ、次の試験もまた絶望的な点数を取っちゃうよ!
人間はウソをつくと、そのウソがバレないように、また次のウソをつく生き物なの。
覚醒剤で逮捕された芸能人だって、事実を捏造ばかりしている政治家だって、そんなもんじゃないですか。
だからこそ!
ここでキッパリと叱って、悪い流れを断ち切ることはすごく重要です!
それでは今日はこの辺で。また明日♪