生徒の中には『大変悪い癖』がこびり付いてしまっている子がいます。
たいして問題をしっかり読みもせず、またどんな問題なのかも理解しないまま『とにかく問題をやって丸付けに来る』パターンです。
某進級式計算問題を解く塾の出身者に多いのですが、『どうしてそうなるのか?』なんてお構いなしで問題をやってきます。
※あえて解いてくるとは言わない
教科書を見れば書いてあるようなことでも、そんなのお構いなしに問題をやって丸付けにきます。
はっきり言っちゃおうかな!
そんなことしてるんだったら塾に来る意味ないからね!
今日もこの理由で叱られた子が2名・・・。
ちゃんと自分で考えて、自分で調べてやればできる子達なのに・・・。
とにかく早く終わらせてしまいたいのか、いい加減なのです。
実は昔からこういう生徒は多いのです・・
- 一生懸命考えているようで、頭の中は動いていない。
- 問題を眺めていることが、考えることだと思っている。
- まるでクイズ大会と勘違いしている。
こんな状態になっている生徒を修正するのはなかなか大変です。中学生であればすでに小学校6年間でこういう悪癖がドロドロにこびり付いてしまっていますから。
なんでそういう答えになるのか!
これをしっかり考えて行動できるようになって欲しいのですが・・・。注意されたその場は直すものの5分もしないうちにまた同じことを繰り返します。
こういう生徒は『気が弱い』のです。
- とにかく叱られたくない
- 怖い先生には近付かない
- 答えだけを聞きたがる
すみません、KOSHIN学院ではこうした生徒は厳しく対処します・・と言っても別に殴る蹴るするわけではありませんがσ(^_^;)
この悪癖が取れるまでは、私は絶対に甘い顔をしません。だってそんなことしてたら勉強なんかできるようになるはずがありませんから。
ではどうすれば良いのでしょうか?
こうした生徒は『気が小さい』ですから、強く叱ると萎縮して余計にそういう行動を繰り返します。
しかーし!
さりとて注意しなかったら、絶対に悪癖を治そうとしません。
私の場合は『何度も何度も同じことを繰り返し注意』します。
そんなことしてたらダメだ!ちゃんと考えろ!
↓
考えるとはどういうことかを教える。
↓
ちゃんとできたら、その時は誉める。
この繰り返しです。生徒によってはこの悪癖を治すのに『何年も』かかることがあります。
それでも根気よく言い続けるしかありません。
これも『教育は電子レンジてチーン!』というわけにはいかない理由のひとつです。
それでは今日はこの辺で! また明日♪
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】