コロナ騒ぎで学校がお休みになり、さらには『緊急事態宣言』をうけて各学習塾でじゃ『オンライン授業』をこぞって始めた。
これって『何十年・何百年』と続いてきた『塾のありよう』を大きく変えるものだと言って過言ではないだろう。
もちろん各塾では『まだ始めたばかり』で、指導の方法も『手探り状態』だ。
Twitterを見ていると各塾では次々と『新しい指導方法』を生み出している。
もし『このやり方』が世間に定着したならば、それこそ『塾は大きく変わる』かもしれない。
なぜならば『通塾する必要がなくなる』からである。
通塾しなくてよくなると・・
私が恐れるのは『通塾しなくてよくなること』だ。なんだかんだ38年ほど塾の仕事を本職にしてきた。KOSHIN学院を作ってから26年が過ぎた。
なぜこんなに『塾の仕事』を続けて来られたかと言われれば、それはひとえに『生徒が可愛いから』だ。
可愛い生徒達に会えることが毎日楽しみで仕方がない!
どんなにツラいことや悲しいことがあっても、生徒の顔を見ていると元気になれるのだ。
だからなんだかんだ38年も塾の仕事を続けて来られた。
オンライン授業で『生徒の顔が見られなくなったなら』私はもう塾をやる気力がなくなるだろう。
生徒の皆さんのために!
このことだけを考えて生きてきたのだから。
しかーし! 塾はなくならない!
実はKOSHIN学院の『オンライン授業』は、授業を見せたり講義を聴かせたりなどはほとんどしていない。
もともと『一方通行』の指導はしていないからだ。
現在の『オンライン授業』が、そこそこ上手くいっているのも、元を正せば『普段やってきたこと』が生徒の間で定着しているからだ。
私に1度も教わったことがない生徒が、いきなり「オンライン授業」に入ってきても、果たしてどこまでやれるだろうか。
これは何もKOSHIN学院に限った話ではない。
各塾で『今までやってきたこと』があるからこその『オンライン授業』なのではなかろうか。
- こんなことをしたら先生に叱られるだろうな。
- こういう時はどうすれば良いのだろうか。
そういうことが分かってる生徒の皆さんだからこそ、「オンライン授業」が成立しているのだと思う。
ただしこれ以降オンライン授業はますます普及するだろう。『やり方』を誤らなければかなり有効な指導法であるからだ。
少なくとも『映像で授業を見せておしまい』なんていう塾は長く続かないだろう。
KOSHIN学院には『今でも』通塾してくる子達がいる。
※必ず保護者の許可が必要だが
生徒達は『家でやるのと塾でやるのは違う』と言う。
おそらく『一番の違い』は『目の前に私がいるかどうか』ではないだろうか。
まだ小中学生の子達が『誰も見張ってない場所』で集中して勉強出来るとは思えない。
しかーし!
コロナ騒ぎ収束後もオンライン授業がなくなることはないだろう。
まだまだ『解決しなければいけないこと』がたくさんあるが、それでも『台風や大雪』など『悪天候』の時に通塾しなくてよくなるのだから。
「オンライン授業」であれば『通塾できる範囲に住んでいない生徒』とも指導を受けることができる。
例えば私が『沖縄や北海道』、それどころか『フランスやイギリス』に住んでいる子達に指導することも可能になる。
だ・け・ど・さ!
やっぱり私は『生徒が可愛くてたまらないから塾をやってる』だけなんだよね。
オンライン授業は非常時だけで良いと思っている。
それでは今日はこの辺で! また明日♪