気が緩むとボーっとしてしまう生徒がいます。しかも『かなり多い』のです。
『この問題直してごらん!』
と言ってやり直しをさせると、何時間もボーっとしてしまいます。
何十年も塾の先生をしてきましたが、一向にいなくなりません。
これらの生徒には共通の問題点があります!
それは『授業が忙しくなるほど存在が薄くなる』ということです。
当然のことですが『授業が忙しいとき』って、どうしても『質問に来る生徒への対応』などで追われてしまいます。
質問などに追われててんやわんやになっていると、この種の生徒は存在が消えていきます。
ふと気がつくと何時間も全く問題を解いていないなんていうことになってしまいます。
ボーっとしてしまう生徒への対応法は
正直なことをはっきり言っちゃおうかな!・・・
手がありません!
叱れば我に戻ってちゃんとやり出す生徒なら良いのですが・・・
『叱る』というのも、『ここぞ!』というタイミングだけにしないと効果がありません。
もっと困ったことが起こります
ボーっとしている子を叱ってばかりいると『他の生徒』まで嫌な気持ちになってしまうことです。
これは『他の生徒に迷惑になる行為』ですから、KOSHIN学院塾長としては大変困る行為です。
さりとて!
一応授業に参加している以上、叱りもせずに放っておくということもできません。お月謝を戴いている以上放置なんてできるはずがありません。
※放置している塾が多数ありますが・・
う~む。。。難しい問題です(>_<)
- ボーっとしている生徒にかまけていれば、真面目に頑張っている生徒が辞めていく。
- ボーッとしている生徒を放置すれば、それはもはや月謝泥棒である。
むかし大手塾に勤めていた頃、このことについて上司に相談したことがありました。
上司の答えは・・・・・
細かく面倒みてあげて下さい・・
そんなこと分かってるんだよね。ただどうしても『忙しいとき』っていうのがあるわけ。忙しいときに『細かく面倒みる』なんてできないもん。
で、結局どうすれば良いのか?
はっきり言っちゃおうかな!
『こうすれば良い!』なんていう方法はないのです。
そんなものを見つけたらノーベル賞ものです。
しかーし!
我々塾の先生が見放してしまったら、その生徒は終わってしまいます。
見放さないで最後まであきらめずに頑張ってもらった結果、驚くほどできうようになった生徒さんもたくさんいました。
※残念ながら退塾していった子達もいました。
結局どうすれば良いのでしょうか・・・。
あきらめずに根気強く説得していくしかない!
これが答えです。
きっとできるようになると信じて、何度も繰り返し啓蒙し続けるしか・・・。
それですごく立派に成長してくれた生徒さんが多数いましたから。
あきらめたら終わりです!
それでは今日はこの辺で。また明日♪