さて本日で『オンライン授業』は一段落。(一応まだ残しますが)
今回『オンライン授業』をしてみて、いろいろ反省点や問題点が浮かび上がりました。
オンライン授業で良かったこと
さすが『今の時代』です。昔で言う『テレビ電話』が普通にできちゃうんだですから。『知識を伝える』という作業にはとても有効なものでした。きっとこれからももっと改良されて増えていくことでしょう。
もちろんKOSHIN学院でも、これからもオンライン授業は活躍していくと思います。『勉強したい子』『やる気のある子』であれば、オンライン授業は有効です。
しかーし!
KOSHIN学院の場合は『勉強したい子』『やる気のある子』はどんどん塾に来ていました。やはり『塾で勉強する方が良い』というのが生徒達の意見でした。
と言うわけで私としてはオンライン授業は『やらないよりはずっと良い』という程度のものでした。
オンライン授業ではできなかったこと
ひと言で言っちゃうと、オンライン授業だと『生徒を注意する』ことができませんでした。注意をしてもやはり『私が目の前にいる』のとでは、全然伝わり方が違うのでした。
たとえば『勉強が苦手な子』『勉強が嫌いな子』がオンライン授業に参加しても、ぼけーっとしている時間が長くなりがちでした。ボーッとしている時間が長いのでなかなか先に進めません。
はっきり言っちゃおうかな!
『勉強が苦手な子』『勉強が嫌いな子』にはオンライン授業は向いていないと思います。それでもやらないよりはマシだけど・・・。
たとえばもっと『ゲーム感覚』の授業をすれば、そうした生徒も集中するかもしれませんが、そういう『遊びみたいなこと』をしていると、『真面目に頑張ってる生徒』は塾を辞めしまいす。
KOSHIN学院は『一生懸命頑張る子をとことん応援する学習塾」ですから、申し訳ないけどやる気のないダラダラしている子には合わせられません。
※今は成績悪くても、必ずできるようになるんだ! という気持ちのある子を応援します。
やはり『教室で勉強する』方が、生徒の皆さんは集中できるようです。
今後のオンライン授業の課題と展望
今回のコロナウイルス騒ぎで各塾が一斉に「オンライン授業」を始めました。そのやり方も塾によって様々でした。急に降って湧いたような出来事でしたからやむを得ないですけど。
大雪や台風などで通塾が難しい場合などは今までしたら『休塾』にしていましたが、オンライン授業ができるのであれば、それでも代用できます。
この場合でも『やらないよりはずっと良い』というだけで、やはり『私の目の前に生徒がいる』状態での授業にはかないません。
まだ小中学生の子達が『誰も見ていない状態』の場所で、自ら進んで勉強出来るとは思えません。
ただし『これが分からない!』『これはどうやるんだろう?』という気持ちのある生徒には、とても有効だと思います。
※何度も言うけど小中学生でそこまでの子はほとんどいないのかなと・・・。
ここはまだまだ大きく改善しなければならないところでしょう。
教育って『人間が人間に教える』ものだと思うのです。ただし『頭の良い人』は別にコンピューターから学ぼうが何だろうがドンドン身につけていきます。
まだ『学力の基本もできていない生徒』に、いきなりオンライン授業は厳しいのではないでしょうか。
それでは今日はこの辺で! また来週お会いしましょう!