「一日に何時間勉強したら良いですか?」
これもよく聞かれる質問です。そして『勉強出来る人』に対してよくされる質問でもあります。
結論から言うと『何時間勉強したか』ではなくて『どれだけの量を勉強したか』なんですよ。
もっと言っちゃえば『何問出来るようになったか?』なんじゃないでしょうか。
以前うちの生徒で『塾で10時間教室にいて』『一問も解かないで帰宅』した子がいました。
きっと本人も保護者の方も『今日は10時間も勉強したぞ!』と思っていたことでしょう。
しかーし!
実際には『一問も解いていない』ので、『勉強量はゼロ』です。
※もちろん途中何度も注意しましたが・・・結局『勉強している振り』を10時間続けただけ・・。
いかがでしょうか?
ですから『何時間勉強した』という考え方そのものが間違っているのです。
私の旧友に『一日1時間しか勉強してないけど』東大に合格した人がいました。
え? 少な~い!
って思われるかもしれませんが、彼は1時間で『人の何十倍も』勉強していたのでした。
- 成績が良くてやる気に満ちあふれている子の1時間と
- やる気がなくてダラダラ机に向かっている子の1時間では
全然違うということです。
そもそも時間の使い方が全然違うのです。
1時間あれば100問以上解く子と、1時間やっても一問も解けていない子がいます。この両者の決定的な違いは『時間に対する意識』です。
そこそこ『良い頭脳』を持っているのに点数があがらないというのは、この『時間に対する意識』の差であると言っても過言ではないでしょう。
【成績が良くない子の考え方】
今日は何時間勉強しようかな? と考える。酷い場合は今日は良いかって考える。
【成績の良い子の考え方】
今日はどこまで勉強しようか? と考える。終わるまで絶対にやめない。
そもそも『できるようになってやるんだ!』という意識が全然違うのです。
生まれつき意識が高い子なんて少ない
私の教え子の中には『生まれた時から天才だった』と思うような子もいました。確かにそういう子は元々出来が違うし、家庭環境も全然違うのです。
しかーし!
ほとんどの子は『生まれつき天才だった』のではありません。
- 勉強に対する環境の違い。
- 本人の意識の高さ。
- 保護者の意識の高さ。
こうしたものが複雑に絡まって『現在の成績』となっています。
そして!
もうひとつ大きなものは
良き師との出会い!
です。
私自身も『良き師との出会い』で人生が大きく変わった一人ですので、このことは自信を持って言えます。
良き師匠と出会ったことが、今私が塾をやっている理由の1つなのかもしれません。
そして『私自身が』生徒の皆さんにとって『良き師匠』でありたいものです。
それでは今日はこの辺で! また明日♪