勉強って間違えたところから始まるんです。生まれて初めて解く問題なんか間違えたって構わないのです。
問題なのはその後です。
- 間違ってた理由も考えずに、いきなりもう一度解き始める子。
- なぜ間違えたか原因を突き詰めてから、解き直しする子。
この両者では『大きな差』がつきます。
間違えた理由も考えずまた解き始める
勉強をしていて一番ダメなのはこのパターンです。こういう生徒に『もう一度やってごらん』というと、次も『さっきと同じ間違えた答え』を書いてきます。
さっきこれで間違ってたのに、また同じ答えを書いてくるんです。こんなの勉強でも何でもありません。でも勉強ができない子には往々にしてこういう傾向があります。
そういう生徒に『質問しに来なさい!』と言うと、『答えだけ』教わろうとしにきます。
なぜ間違えたか原因を突き詰めてから、解き直しする子
そもそも『勉強が出来る子』って、問題を解いている途中で『これはおかしい』と気がつくので、間違えた答案を持ってくることは少ないです。
でもね!
『これで良いのかな~?』って思いながら丸付けに来る子もいます。こういう子の場合は『なぜ間違えているんだろう?』と間違えた原因を探ります。
どうして間違えたのか分からなければ『先生に質問』してきます。そして納得いくまで食い下がります。
間違えた後の行動で差がつく!
成績の良い子だって、良くない子だって間違えることはあります。そこまでは構わないのです。
しかーし!
できるようになる子は『間違えた後の行動』が全然違うのです。もっと言っちゃうと『正解していても分かってなければ』徹底的にその原因を探ります。
え? そんなの当たり前だろですって?
はい。おっしゃる通りです。『当たり前』です。
ただ・・・
その『当たり前のこと』ができないから成績が悪いんです。
よく学習塾の広告なんかには『※※式勉強法! これで君も出来るようになる!』とか書いてあるんですけどね。
そんな『怪しげな言葉』に惑わされてはイケマセン。
『当たり前のことを確実に出来るようにする』ことが大切です。
私は生徒の皆さんに、この『当たり前のこと』を確実に出来るように指導しています。ですからできるようにならないはずがないのです。
ただ、この『当たり前のことを確実に』というのが難しいのです。
それでは今日はこの辺で! また来週お会いしましょう!
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