本日8月6日は広島に原爆が投下された日です。そしてそれから75年が過ぎました。
原爆が投下されたのは昭和20年(1945年)です。私が生まれたのは1958年ですから、私は原爆を知りません。ただテレビなどでいろいろな映像を見る度に『戦争なんて絶対にしてはいけない!』と思ってきました。
あれから75年。かなり『平和な世の中』になったかと思いましたが、現在は『コロナウイルス』による大きな災害が襲ってきています。
こうした禍根を『今の子達』『これから生まれてくる子達』には絶対に残したくありません。
そのためにも『教育』ってとても大切なのだと思います。
今は亡き父の言葉
私の父は今から4年前に他界しました。父との思い出で一番心に残っているのは、父の中学生の頃の夢についてです。
俺は中学生くらいの頃、一度で良いから白いご飯を腹一杯食べてみたかった!
この言葉はどうしても私の頭から離れません。父の人生を語るなら『この一文』で充分な気がするのです。
今の子達にこの話をしてもピンと来ないかもしれません。でもたまにこの話をすると生徒は真剣な表情で聞いてくれます。
恐らく生徒の皆さんの心にも、この言葉は響いているのだと思います。
終戦から13年後に生まれた私
私が生まれたのは昭和33年です。終戦から13年が経って『高度経済成長』が始まった頃でした。昭和33年には『東京タワー』『明星チキンラーメン』など新しい時代のものが登場しました。また
- 原辰徳:現巨人軍監督
- 山口百恵;元歌手
- 桜田淳子;歌手
- 森昌子:歌手
- 石川さゆり:歌手
などの有名人が生まれたのもこの年でした。
ただし・・どこかまだ『戦争の傷跡』が残る時代でもありました。その一例は『浮浪児』と呼ばれる子ども達でした。
私は横浜市鶴見区で生まれましたが、子どもの頃鶴見駅に行くと、こうした浮浪児達がいたのを覚えています。
結局『弱い人が犠牲になっちゃう』のですよね。
今の子達に『この気持ち』を分かれと言っても難しいでしょう。でもこれ以上『弱い人が犠牲になる』世の中なんて真っ平です。
子ども達にこんな思いをさせてはいけません!
子どもは健やかにノビノビ育って欲しいと願っています。
それでは今日はこの辺で! また明日♪