私がまだ『大学生』だった頃、先輩が経営する喫茶店のお手伝いをしたことがありました。先輩が小さいながらも喫茶店を作ったのです。まだお客様は定着する前でしたので、私が時々お手伝いをさせていただきました。
こういう『生き方』もあるんだなと思いました。誰かに雇われるのではなく『自分で経営する』という生き方もあるんだなと。
その先輩に聞いてみたことがあります。
『自分で経営する上で、一番大切なことはなんですか?』
すると『断ることだよ!』と即答されました。
エラい人とかがお茶を飲みに来たときなど、気に入られようとして無料でお茶を提供したくなることがあるんだけど、そこは毅然としてお金をいただくんだ。
と言ってました。
私は先輩のその言葉が今でも忘れられません。
個人で営む喫茶店ですから、無理難題を要求されたり、店の雰囲気を乱すようなお客は困るんだって言ってました。
この言葉は当時大学生だった私の心に大きく響きました。
この言葉は今でも私の心に生きています
私も人間ですから、そりゃ『全ての人に好かれたい』という気持ちはあります。
しかーし!
そのために『変な媚びは売らない』と固く決めています。例えばお月謝は『どの生徒さんからも平等に』いただきます。
以前勤めていた大手塾では『塾の評価を上げてくれるような優秀な生徒』は、学費を割引したり無料にしたりしていました。
その塾の広告には『※※高校合格○○名!』などとデカデカと書いてありました。他塾のことですから私がとやかく言うことではありませんが。
しかーし!
私なら絶対にそんなことはしない!
です。どの生徒さんからも平等にお月謝をいただきます。
しかーし!
私は常に『いただいたお月謝以上のサービスを提供する!』と決めています。
ただし、『塾のサービス』の中には『叱ってあげる』ことも含まれていると考えています。もちろん叱られたことで発奮して頑張るようになることが大切ですが。
月謝に含まれる以上のサービス!
いくらいくら戴いているので、その分ここまでは指導します。そこから先は別料金ですという塾があります。これは当然のことですし間違っていないと思います。
しかーし!
私はそれがイヤなんです!
もちろんどの生徒さんからもお月謝はいただきます。ただし『一生懸命頑張る生徒』には月謝の何倍もの価値を提供してあげたいんです。
他塾では一生懸命頑張る生徒の足下を見て、様々な名目の費用を徴収するところもあります。繰り返しますが、これは別に間違っていないと思います。
しかーし!
KOSHIN学院はちがいます!
一生懸命頑張れば頑張るほど得をする。そんな塾でありたいのです。
ですから『月謝を安くしてくれ』などという要求は全てお断りします。でも絶対にそれ以上の価値を提供してあげたいのです。
生徒の皆さんが明るく楽しく激しく頑張れるような塾であり続けたいものです。
それでは今日はこの辺で! また明日♪