塾に通わせているのに成績があがらないんですけど・・。そう思っているお母様は多いのではないでしょうか。
実は私も何度もそう言われたことがあります。そして通っても意味がないからと退塾していった子もたくさんいました。
※塾の仕事を40年近くやっているといろいろなことがありました。
そして今回の前期期末試験も試験が難しくて点数があがらなかった生徒も・・・。
確かに『理想』は塾に通ったらすぐに成果が出て、どんどん面白いように点数があがることかもしれません。
しかーし!
教育は『電子レンジでチーン!』という訳にはいきません。
- まずは勉強する気持ちになること。
- 勉強の仕方を教えること。
- 分からない問題が出てきたときの対処法を教えること。
ここまで辿り着くだけで何年もかかってしまう生徒もいます。
しかーし!
ここからが『本当の勉強』なんです。勉強の仕方も知らない子が勉強出来るようになるわけがありませんから。
『※※塾に入るとすぐに成績があがります!』
こんなことを広告に書いている塾もありますが、それは『一時的』にあがるかもしれませんが、本当の実力ではありません。
言い方を変えると『塾の先生が全部答えの書き方を教えちゃう』だけですから。そんな塾に通ったら一生塾に通い続けなければいけない人間にされてしまいます。
※そういう塾はこれが目当てですから。そうやって儲けるの。
『自分のチカラで解けるように』ならなくては意味がありませんし。
それでも良いとおっしゃるならば『どうぞ』って思うのですが。
しかーし!
KOSHIN学院は絶対にそんなことをしたくありません。
テストの点数ってね
もちろん保護者の皆様はお子さんの試験の結果(点数)が気になります。私だって気になります。
しかーし!
点数はテストが難しければ下がりますし、易しければあがります。
数学で言えば一学期(前期)は計算問題だけですから比較的点数が取りやすいです。しかーし! 二学期(後期)になってくると図形やら関数やらが出てくるので点数が取りにくくなります。
これらのことを『テストの点数』だけで判断しちゃうのは愚かです。
※もちろんそういう試験でも良い点数を取れるようにしなくてはいけないのですが。
しかーし!
難しい単元になっても良い点数を取るというのは並大抵のことではありません。中学の勉強ってそんなに甘いものではありません。
中学生のお子さんがいらっしゃったら『中学の教科書』を良く見てみてください。
それがどれほど大変で難しいことかお分かり頂けると思います。
ですから!
『勉強の仕方』も分からないまま勉強しても点数があがるわけがありません。
- 例えば英語の勉強するときに『分からない単語の意味』は調べていますか?
- 分からない問題があったら出来るようになるまで練習していますか?
こうした『基本中の基本』も指導していない塾や学校の多いこと・・・。
問題の解説をすれば塾だという訳ではありません。
それでは今日はこの辺で! また明日♪