どうもお偉いさん達は『自分の代で功を立てたがる』傾向があります。あの悪名高き『ゆとり教育』の時もそうでした。
大学入試改革にしても『変な理想論』ばかり重ねて結局出来もせずに話が終わるわけです。
今回の教科書改訂について今日の朝日新聞ではこのように論じています。
小学校の英語をどう変えた? 中学英語との違いは? 文科省・英語専門家に聞く
※出典朝日新聞・yahooニュース
記事を読むと確かに『なるほど』と思おうし『理想論』であると思われます。一見良いこと書いているように思えるのですが・・・
はっきり言っちゃおうかな?
中学生は大混乱です!
小学校の英語はコミュニケーション重視。
しかーし!
中学校の英語は試験で良い点数を取る・高校入試に合格するのが生徒にとっては一番大切なことです。
言葉が悪いのですが、小学校では『英語お遊び』みたいなことをしているのに、
※これ自体は悪いことではありませんが
中学校の教科書は『それはすでに小学校で履修済み』みたいな構成になっています。その結果中学校で履修すべき単語や文法が大きく増え、生徒達はそのしわ寄せをまともに受けています。これは『理想と現実の乖離』です。
これは中学生の気持ちを全く考えていない改革なんじゃないかと言いたくなります。今後教育を改革するときは常に『生徒の視点』『生徒の気持ち』を考えて頂きたいと思います。
厳しいことを書きましたが、この教科書を作られた方々や、実際に指導されている中学校の先生方は大変なご苦労をなさっていると思われます。本当にご苦労様です。
では中学生はどうしたら良いのか?
しかーし! 現実問題として『新改訂教科書』による授業は始まっていますし、既に中間試験も行われました。
ここでいくら文句を言っても何の解決にもなりません。
中学の皆さんはこれを受け容れて対応していかなければなりません。
そしてその対応策は大きく分けて次の2つに絞られます。
- 小学生のうちから中学で困らないように塾などで対策を始めておく。
- 中学生はこの問題量の多さになれていく。
この対策を怠ると、あっという間に中学校の英語の授業についていかれなくなってしまいかねません。
このことはしっかりと心しておいて欲しいと思います。
それでは今日はこの辺で! また明日♪
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