このブログでも何度か紹介してきましたが、中学の英語の教科書が昨年までと比べて大変難しくなりました。KOSHIN学院の生徒も特に『教科書の本文訳』では手こずっている子がいます。
教科書の本文も一文一文がすごくなっています。中2の教科書ともなると「, ,」(カンマ)で挟んだ「挿入句」が多く使われています。
※挿入句例(中2レベル)
The new dictionary, it was written by a famous teacher in the U.S, is now used in the English lesson in Japanese junior high school.
青文字部分が挿入句(厳密には挿入節)
新しい辞書,アメリカの有名な英語の先生によって書かれたのですけど、は今日本の中学校の英語の授業で使われています。
こういう長い文章が新しい教科書では多く出てきます。生徒達は苦し紛れにただ単語を羅列しただけのものを書いて持ってきます。
そこで必ず私に言われるのは・・
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] この文章の主語はどれ? 動詞はどれ?[/speech_bubble]
です。
どれが主語だか、どれが動詞だかも分からないで本文をやろうとするからメチャメチャな日本語になってしまいます。
英語って必ず
主語(subject) + 動詞(verb) + ~
S + V + ~
という形を取るんです。これが英語の文章の基本です。先ほどの例文だったら
the new dictionary が主語で、is used が動詞で
と正しく捉えないと「正しく英語を理解する」ことは出来ません。
※動詞はisだけで、usedは形容詞的に使われているという人もいます。
逆に言うと
主語 動詞 をしっかり見極められれば長文でもさほど難しくありません。
※あとは分からない単語をしっかり調べれば良いだけです。
こういうことをしっかり指導しないと生徒の頭の中はすぐにゴチャゴチャになってしまいます。」
それでは今日はこの辺で! また明日♪
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