教えれば良いというものではない【学習塾】

今から40年近く前、まだ塾の先生になり立ての頃は

 

いかに分かりやすく理路整然と説明するか

 

こそが塾の命だと思っていました。

 

何年かして一通りのことが出来るようになった頃

 

俺ほど授業が上手い教師はいない

 

大きな勘違いをするようになりました。

 

 

いくら分かりやすく説明しても生徒の点数は上がらない

 

その頃は生徒の成績をあげたくてムキになって説明をしました。

 

  • これテストに出るぞ!
  • これ絶対大切だからしっかり覚えろ!

 

そんなみっともないセリフが私の口からポンポン飛び出していましたσ(^_^;)

 

果たして結果はというと・・・

 

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”girl.jpg” name=”生徒”] 先生が言ってたの、テストに出たよ![/speech_bubble]

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R2″ icon=”jukucho.jpg” name=”私”] そっか! じゃあ出来たんだろうな?[/speech_bubble]

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”girl.jpg” name=”生徒”] 全然できなかったぁ![/speech_bubble]

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R2″ icon=”jukucho.jpg” name=”私”] ☆=>=>=>(+_+。) ガーン[/speech_bubble]

 

 

こんなことがずっと続いてしまいました(・_・、)

 

 

何がいけなかったんだろう!?

 

勝手に思い上がっていた私のプライドはズタボロになりました(・_・、)

 

なんでだろう? どうしてだろう?

 

ちょうどその頃『インターネット』が普及し始めて、他塾の先生と簡単に知り合えるようになりました。

 

色々な先生とお話しさせていただいているうちに・・・

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] そっか! それがいけなかったんだぁ![/speech_bubble]

 

とあることに気がつきました。

 

生徒に自分で考えさせていなかった!

 

生徒達は私の説明を聞いて『分かったような気になっていた』だけだったのでした。

 

 

それから私の授業はガラリと変わりました。

 

 

まず自分で考えてみる!

 

それ以来生徒の皆さんに『まず自分で考えてみる!』ということを徹底してもらいました。
※これがKOSHIN学院がオンライン授業に向かない大きな理由の1つなのですが。

 

自分で考えて、どうしても分からないところを先生に質問する!

 

これがKOSHIN学院の基本的なスタイルになりました。

 

はっきり言っちゃおうかな?

 

これって滅茶苦茶手がかかるんです。1人1人分からないところが違うからです。それぞれの生徒に合わせた説明をしてあげなければなりませんし。

 

それでKOSHIN学院は『卒業生スタッフ』を採用するようになったのでした。

 

  • 手間はかかるし
  • 面倒だし
  • お金はかかるし
  • 儲からないし

 

しかーし!

 

生徒の成績はドンドンあがるようになってきました!

 

それだけではありません。先日ある卒業生からこんなメールをいただきました。その生徒は今は社会人になって、ある『資格試験』に挑戦しているのですが・・・

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”mama.jpg” name=”卒業生”] 今資格を取るために勉強しているのですが、塾で教わった勉強方法が今とても役に立っています♪[/speech_bubble]

 

このメールは嬉しかったです。

 

まさに私が生徒の皆さんに一番お伝えしたかったことだからです。

 

それでは今日はこの辺で! また明日♪

 

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。