たまに『小学生の問題くらいなら分かるよ~!』とか言ってる人がいるけれど、本当にそうでしょうか?
これ小学6年生で習う算数の問題なんですけどね。別に中学受験の問題ではなく、普通の公立小学校に通う生徒用の問題です。
あることに気が付けばそんなに難しい問題ではありません。これはむしろ基本問題です。
しかーし! 問題なのはそこじゃない!
聞いたことあると思うのですが、小学校1年生では既に大きな学力差がついてしまっています。
例えば1個5円のアメが・・
1個なら5円
2個なら・・・
答えは10円ですが、位取りの概念が怪しい子はここで止まってしまいます。これまさにかけ算の九九の問題です。
しかーし!
実際にはこれが分からないまま中学生になってしまった子が多くいます。
そんな生徒があの難しい中学の問題と向きあうのです。分かるわけありませんから、寝てるか授業の妨害をするか・・・・。
いずれにしても学校の授業が楽しいはずがありません。
しかーし! もっと困ったことに・・
勉強がかなり遅れている子は『出来ないことを隠そうとする』のです。
- 分かってないのに分かった振りをする。
- 分かってないのに問題を解いている振りをする。
- 宿題をやってないのにやった振りをする。
これが凝り固まってしまっている子が実はすごく多いのです。少なく見積もってもクラスに2~3人はいるんじゃないでしょうか。
確かに生まれつき脳の障害があって出来ない子もいます。しかーし! ほとんどの場合は『勉強してこなかった』だけなことが多いです。
勉強を頑張ることより、ごまかすことを覚えてしまった子達です。
はっきり言っちゃおうかな?
こんな状態になってから塾に行ったって、そう簡単に効果は現れません。だって勉強以前のところから直さなければいけないのですから。
というわけで小学校の問題を舐めたらいけない!というお話しでした。
それでは今日はこの辺で! また明日♪
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