小学生の頃は比較的成績が良かった生徒でも、中学生になると急降下してしまう生徒がいます。
特に『数学』ではそれが顕著にあらわれてきます。
中1数学では最初に『正の数・負の数』が出てきます。小学校では習わなかった『マイナスの世界』を学習します。
ここで正しく理解しないと
(+5)+(-8)
(+5)-(-8)
がゴチャゴチャになってしまいます。
更にこれに分数なんか入ってくると正答率がガクンと下がります。
$$\frac{1}{3} - \frac{1}{2} $$
とか出ていると、かなりの生徒がつまずきます。
でも本格的につまずくのはその次の単元
文字と式という単元が出てきます。
ここで
①1個30円の消しゴムを5個買ったらいくらになるでしょう。
さすがに中1ならこれはできます。
しかーし!
②1個a円の消しゴムをb個買ったらいくらでしょう。
こうなると途端に分からなくなってしまいます。だいたい生徒の頭の中は
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”girl.jpg” name=”生徒”] 先生! これ計算出来ない。[/speech_bubble]
って感じになってるのです。
つまり『計算』しようとして、出来なくて分からなくなってしまうのです。
①の問題なら
30×5=150 答え150円
と『計算』できます。
しかーし!
②の問題となると
そもそも式が書けない
式が書けてもa×bが計算出来なくて悩んじゃう。
答えが「5」とか「10」のように数字でハッキリ表せる問題は出来ても、文字で表すとなるとこれが・・・・・
答えは ab円 なのですが、その概念がないんです。
そんな生徒が
なんていう問題にぶつかると、最初はちんぷんかんぷんです。
ここで『正しく指導してくれる教師』と出会ってないと、いきなり数学は惨めなことになってしまいます。
こういう問題を出来るようにするには
こういう問題を生徒が出来ないからと、大量に問題を作ってプリントして無理矢理やらせようとする教師がいますが、これは愚の骨頂です。
私なら『1問ずつ丸付け』に来てもらいます。分からなかったら・・・
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] 分からなくても全然OKだよ♪ 生まれて初めてやってるうんだから当然だよ~♪[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] だからドンドン聞きにおいで♪[/speech_bubble]
と言ってどんどん質問出来るような雰囲気に持っていきます。それでもなかなか質問に来ない生徒には、こちらから積極的に声をかけます。
それでも来ない子には『こちらから行く』ようにしています。
こうして1問ずつやっているうちに、自然と慣れてくる感じが良いですね♪
それでは今日はこの辺で! また明日♪
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