これは私の中学生の頃のことです。当時ある悩みを抱えていました。それは・・・
自分の居場所がない!
ことでした。自分の部屋はありました。そういう『物理的な場所』ではなく、『精神的空間』がありませんでした。
自分1人でホッと出来る場所とでも申しましょうか。
『自分の部屋』にいても、常に親に監視されている。私の持ち物も全て親がチェックしている。親と言うより『母』が全て私の行動を監視していました。
『監視』という言葉は適切ではないかもしれません。ただ心配して何でもチェックしてたのでした。そしてそれは社会人になっても続きました。
別に暮らしたこともあるのですが、それでも常に監視されているような気持ちが抜けませんでした。
なぜこんなことを書いたのか?
なぜこんなことを書いたのか。別に愚痴りたいわけでもなんでもありあせん。もう『昔のこと』ですから。
ただ『僕と似たような境遇』にいる子がいるのではないかと思いまして。
このブログは基本的に『小中学生のお子さんをお持ちのお母様』に宛てて書いています。
ですから『お母様方』に私の気持ちを理解して頂いて、ご自分の子育ての参考にしていただきたいのです。
確かに子どものことは心配でたまらないのだけど
お母様方がお子さんのことが心配でたまらないから、お子様を『塾に通わせて』くださっているわけで。
我々塾人はそのご期待に応えるために、日夜試行錯誤しながら頑張っているわけで。
ですから『心配するのが悪い』とかいうことじゃないんです。
ただね!
『子育ての本質』を確認して欲しいのです。
自分の子どもが転ぶんじゃないかと、道路の石を全部拾って片付ける・・
これ一見『愛情深いお母さん』のようですけど、本当にそうでしょうか?
私の母親はこれに近い感じでした。私が『自分の居場所がない』と感じていたのはこのためでした。
別に母を責めているのではありません。今となれば母の気持ちも良く分かりますから。ただそれが子どもを苦しめていることもあるのだと・・・。
子どもとの距離感
我々塾の教師もそうですが、『子どもとの距離感』『生徒との距離感』って常に意識していないと、大きな失敗をしてしまいます。
他人の子どものことは冷静に見られても、我が子のこととなると・・・
そこでぐっと一旦深呼吸でもして、ちょっと冷静に適当な距離をあけて、お子さんを見てあげて欲しいのです。
それでは今日はこの辺で! また明日♪
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】