今日は『国語』の勉強でも、特に『中学受験』『高校入試』の国語の勉強の仕方について書いてみます。
皆さんは『国語の勉強ってどうやれば良いの?』と聞かれて明確に答えられますか?
もしかしたら、国語って『国語力』を付けないといけないから、たくさん本を読むことなのかな? とか思っていませんか? それは正解ではあるのですが、国語力を身に付けてるには膨大なリ量の本を読みこなし、すごい数の論文を書いたりしなければなりません。
とてもではないけれど、そんな時間を入試までに捻出するのは無理ですよね?
安心してください!
国語力 ≠ 国語の点数をあげる力
なのです。国語力を身に付けることと、国語の得点力を身に付けることは似て非なるものなのです。
国語の勉強三大ポイント!
国語の文章題は『あなたがどう思うか?』『筆者はどう思っているか?』は 関係ありません。
問題作成者がどう思っているかを見極めればよい。
のです。私が学生時代国語が苦手だったのは『そんなこと言っても、これってこういう風にも読めるよね?』なんて問題と喧嘩してしまっていたからです。国語の問題をを解く時には、このような『あなたはどう思うか?』という考えは捨てましょう。
また『作者はどう考えているだろう?』なんていうことも考える必要はありません。例えば川端康成さんは『雪国』という小説を書きながら、『お腹が空いたなぁ・・ラーメン食べたいなぁ』と考えていたかも知れません。でもそんなこと文章から分かるはずもありませんし、そもそもそれが問題として出題されるわけがありません。
ですから問題作成者は何を答えさせたいのか? ということに絞って問題を解く習慣を身に付ければ良いのです。
それから『私立中学受験』であれば、合格点は100点満点中60点程度と言われています。ちょっとこのことを覚えておいてください。
- 知識を身に付ける!
- 問題作成者は何を答えさせたいのか?
- 問題の解き方を知る
1、知識を身に付ける
国語で点数を稼げる最大のポイントはここです。知識とは『漢字』『文法』などのことです。ここは国語力というよりは『勉強したがどうか』がポイントです。
例えば神奈川県公立高校入試ならば、この漢字と文法だけで凡そ20点分出題されます。先ほど合格点が60点と述べましたが、この『知識』の部分で満点を取れれば、あとの文章題は半分取れれば合格点に達します。
2,問題作成者は何を答えさせたいのか?
問題作成者が何を答えさせたいのか? と常に考えていくと、段々国語の文章題の解き方が分かってきます。問題の解き方が分かってくれば、点数UPもそう難しいことではなくなります。ただやみくもに問題を解くのではなく、常にこのことを意識して問題を解くことを心がけましょう。
3,問題の解き方を知る
例えば
◎下線部が指す語を書きなさい
と言われたら下線部の前にその語はある。
◎下線部が表す内容を・・・
と言われたら下線部のあとにその語はある。
2024神奈川県公立高校入試より抜粋
こうした解き方を意識しながら問題を解いていけば『得点力』はあがっていきます。
このようにただやみくもに問題を解くのではなくて、ちゃんとセオリー通りに『問題作成者は何を答えさせたいのか?』を見つけていくことが大切です!
それでは今日はこの辺で! また明日♪
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