全てのアメリカの小学校で教えているかどうかは知りませんが、アメリカのある小学校の授業の一コマです。この小学校ではクリスマスにツリーの飾りとして『日本の七夕の短冊』のようなものに、生徒の願い事を書かせるのだそうです。ただし・・・
自分の内なる方向への欲求を書いてはいけないというルールがあります。例えば・・・
- クリスマスプレゼントはスマホが欲しいな。
- 今度のテストで100点を取れますように。
- 素敵な結婚ができますように。
こうした欲求は自分の『内側に向かう欲求』です。内側に向かう欲求は書いてはいけないというルールです。
外側に向けた欲求を書きましょう!
内側に向かう欲求ではなく、外側に向かう欲求を書かせます。例えば・・・
- 友達のお母さんの病気が治りますように。
- おじいちゃんの腰の痛いのが治りますように。
- クラスのみんなが仲良くなれますように。
などです。自分の外に対する欲求を短冊に書かせるのだそうです。私はこの話を聞いてハッとしました。いかにもアメリカ的で素敵な考え方だなと。いやアメリカ的と言うより『人間的』ですよね。こうした教育を受けた生徒と受けていない生徒の差は天と地ほど違ってくると思います。
人間の幸せって何でしょう?
ある人はお金さえあれば幸せよと言うかもしれません。私の知人に何十億円も財産を持っている方がいらっしゃいました。しかしこの方は『実の息子』にしばしば暴力を振るわれて、しょっちゅう身体中に痣(あざ)を作っていました。実の息子に怒鳴られて暴力を振るわれ怯え(おびえ)ながら暮らしていました。これって『しあわせ』でしょうか?
反対に私の母はなくなる前は、私が作ったご飯を『美味しい・美味しい』と言って食べてくれていました。私が作るものなんかたかが知れていますが、母はいつも喜んで食べてくれました。僕にはお金はないので贅沢な暮らしはさせてあげられませんでしたが、こうした母との時間は本当に楽しいものでした。
斎藤一人さんという実業家(納税額が日本一だった方)が、ご自分の著書の中で・・・
- 親の世話を一生懸命やった人と
- 親の財産を一所懸命狙ってた人では
そりゃ親の世話を一生懸命見た人の方が幸せになる!
世の中はそういう風に出来てんだよ! と仰ってました。
なんとかしてお金をむしり取ろうとするのか、いかにしてお金を本当に楽しいと思えることに使うのか。答えはわざわざ書くまでもありませんよね。
生徒の皆さんにも、自分の外に向けた欲求を持って欲しいよね!
ちょっと宗教じみた話しですが、私は宗教家ではありません💦 ちゃんと税金も払ってます!(少しだけど💦)
生徒の皆さんにも、読者の皆さんにも『本当のしあわせ』を掴んでもらいたいです。
それでは今日はこの辺で! また明日♪
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】
しつこい勧誘は絶対にイタシマセンので、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください♪