現役塾長が語る『塾の先生になって初めての大失敗』

大学生の頃自宅近くの小学生に家庭教師をした時から通算すれば46年以上。塾教師を生業にし始めてから40年以上。KOSHIN学院を作って丸30年。そんな私ですが『成功例』ばかりではありませんでした。悔やんでも悔やみきれないような失敗も数多く経験してきました。そんな中でも『最初にやらかした大失敗』のことは今でも忘れられません(>_<)


【動画】現役学習塾塾長が語る『塾の先生になって初めての大失敗』


生徒の気持ちなんか考える余裕がなかった💦

塾の先生を生業とするようになって2~3年が過ぎ、取りあえず通り一遍『塾の仕事』を出来るようになり、ひとつの教室を任されるようになった頃のことです。


生徒の皆さんや、保護者の方達から『先生! 先生!』と呼ばれているうちに、いつの間にか『大きな勘違い』をするようになっていました。先生という言葉には魔力があって、先生と呼ばれるととても良い気分になるんです。


だから医者でも議員でも弁護士でも作曲家でもみんな『先生』と呼ばれるのです。


私も勝手に勘違いして、とてもエラい先生になったような気でいました。それで調子づいて・・・・


生徒全員TOP高校に合格させてやろう!


と思うようになっていました。中学1年生の生徒には厳しい課題を与え、宿題も大量に出し、厳しく管理しました。中1の最初からガンガンにやれば全員出来るようになるだろうと思ったのでした。


生徒達はみるみるうちに元気がなくなってしまった(・_・、)

生徒を厳しく管理して、徹底的に勉強させているうちに、どんどん生徒の表情から生気が失われていきました。みんなどよーんとした表情をしていました。そのうち、ひとり・ふたり・と退塾者が連続して出てしまい、気が付いたら生徒は半分以下に減ってしまいました。


生徒が辞めてしまって大変落ち込んで。上司からは毎日のように厳しく叱られて・・・


私ももう精神的に限界を超えていました(・_・、)  あの時が最初に塾をやめたいと思った時でした。


そこから学んだこと!

私が犯した最大の過ちは『生徒の気持ちを全く考えずに、自分の都合で生徒を動かそうとしたこと』でした。まったく悔やんでも悔やみきれない大失敗でした。


そんなこともあって、私が独立開業して塾を作った時には『耕心学院』と名付けることにしました。ただ私の母が「耕心」と漢字で書くと、固い感じがするのではないか、もっと若々しい感じが良いのではないかとアドバイスをくれました。そこで「耕心」を英語で書いてKOSHIN学院という名前にしました。


私の理想は

生徒の笑顔が溢れる塾
やる時はやる
遊ぶときは思いっ切り遊ぶ!

・・・そんな塾でした。


今日の授業も生徒の笑顔と真剣な表情が交互に訪れ、みんな生き生きと勉強していました。


これからもKOSHIN学院は、そんな塾であり続けたいものです!


今日のポイント!

生徒が何を私に望んでいるのか! それを的確に見分けることが大事



それでは今日はこの辺で! また明日♪


【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。