高校受験も十年前とは大きく変わった

十年一昔（じゅうねんひとむかし）という言葉があります。私も塾業界が長くなりましたが、こんなに大きく変わった十年というのもなかったような気がしています。公立中学校でも『全生徒にタブレットを貸与』しています。生徒達はこれを使いこなしているように見えます。KOSHIN学院でも『iPad』は無くてはならないものになりました。これに伴って入試問題も定期試験問題も十年前とは大きく変わりました。

【動画】教育はこの10年で大きく変わった

偏差値による輪切りの時代は終わった

かつて・・と言ってもホンの１０年くらい前までは『少しでも偏差値の高い高校へ進学したい』という生徒が大半でした。ですが現在では一部の偏差値上位校を除けば、もはや偏差値があまり意味をなさなくなってきています。


各高校はそれぞれ独自の特色を打ち出してきています。パソコンが好きな生徒・農業に興味がある生徒・エンジニアリングに興味がある生徒。また同じ『公立普通科高校』でも、各高校独自の色を出しています。生徒の皆さんも自分の個性にあった高校選びをするようになりました。

テクノロジーの進化

10年前と比べ、テクノロジーは飛躍的に進化しました。オンライン学習プラットフォーム、アプリ、そしてデジタル教材の普及により、受験生はこれまで以上に多様な学習リソースを活用できるようになりました。これにより、自分のペースで学習できる環境が整い、個々のニーズに応じた学習が可能になりました。

以前は英語や数学が出来る生徒だけが、社会に出ても上位層を占めていました。ですがこれだけIT関連技術が進化すると、英語や数学が出来るというだけでは世の中の進歩について行かれなくなってきたのは明かです。現在では農業や林業・水産業などでもIT技術が多く取り入れられています。ですから現在中学生の子達も、世の中の進歩に対応していく必要があります。子供達が好きなゲームなんかも、十年前から比べるとすさまじい進化を遂げています。こうなると・・・

・コンピューターに使われる人間になるのか
・コンピューターを使う人間になるのか
・コンピューター技術を生み出す人間になるのか

この差はますます大きくなるでしょう。

個性化の時代へ

こんな時代になると、もはや偏差値による輪切りは、あまり意味をなしません。生徒一人一人が、それぞれ独自の道で輝く時代になりました。


しかーし！

それでも『勉強の仕方の基礎』は変わりません。KOSHIN学院では、これからも『勉強の基礎』を生徒の皆さんにしっかりとお伝えしていきます。

それでは今日はこの辺で！　また明日♪